
シロー「す、すまんティアナ……なんつーか、ってか……」
ティアナ「う、うぅん! そのっ、えと……いいよぉ」
つばさ「ふふっ……みんな無事で、本当によかった。少し安心したぞ」
シロー「んぐ……にしても夢ってか、それに……つばさ先輩、ここで今、なにが起きてんすか……?」
つばさ「ああ、それについては今……」

クリス『LBX越しで失礼するが、私が説明しようか 』
シロー「うぉっ!? ジェネラル……ってクリスのか」
クリス『ふむ。今し方まで、この基地内には特殊な粒子がびっちりと埋め尽くされていた。
……キミにも影響があっただろう、精神に干渉し、機械や超AIすら汚染する……敢えて言えば、『幻覚粒子』とでも呼んでおこうか 』
シロー「……幻覚、粒子………」
クリス『今、基地内はひどい状態だ……幻覚粒子にやられて多くの者が戦闘不能。浸食を免れた者も各班舎当の屋内で身動きが取れずにいる。
通信網も軒並みやられ、今は試験運用途中の短距離絶対電信でやっと、といったところさ。
各班長クラスの者たちが動ければいいが、実力者であるほど万が一が起きた場合の危険は計りしれんしな…… 』
ザック「オレらがいない間に、そんなことが起きてたのか……」

クリス『そんな膠着状態を打破するために細々と情報収集していた折、この幻覚粒子の減退が観測された。その減退が始まった地点を調査するために我々がここに来たら、キミ達がいたというわけさ 』
れい「……あなた達が、粒子に汚染されるという可能性はなかったんですか?」
クリス『無論その危険もあったさ。だから聖遺物を持つゆえにある程度耐性があると判断されたつばさと、コンフュカッターを装備させたバンシィ、そして、私のLBXジェネラルを投入したのさ。
……しかし、キミ達が来た途端に粒子が減退するとは……何かやらかしたのかね? 』
シロー「い、いや……」

クリス『まぁいいさ。粒子減退に伴い、幾つか分かったことがある。一旦13班の班舎に戻りたまえ 』
シロー「
つばさ「ああ、ここから一番近いし、キミ達は懲罰任務明けで疲れているだろう。短い時間かもしれないが、休息をとったほうがいいぞ」
シロー「……すんませんつばさ先輩、了解っす!」

シロー「ひびき、肩貸すよ。大丈夫か?」
ひびき「えへへ~、シロ~ありがと~。なんだか脚に力はいらなくって~」
れい「あかね、気持ちはわかるけど……あんまり、泣かないで」
ザック「怖かったろうが、もう大丈夫だ。安心しろよ」
あかね「えうぅ……ぐすっ……れいちゃぁん……ザック先輩ぃ……」
バンシィ「護衛としんがりは、オレに任せとけ!」
シロー「ああ、頼むなバンシィ!」

バンシィ「……ラビリス……どこにいんだよ……」
ティアナ「…………」