
クリス「ふむ。それではバンシィくん、今回の新装備運用テストを行うとしようか」
バンシィ「おう! ……って、そういやクリス姐さん、新装備ってなんなんだ? バックパックが軽くなったくらいしかわかんねぇけど」
クリス「ふむ、今回のはキミ自身に備わる特殊機構に関するものだから、キミ自身なにも変わっていないと感じても仕方ないだろう。まぁいわゆる、ソフトウェア面の新装備なのだからな。
ちなみに前につけてた装備はデータ取りとキミにマッチングするようこっそりと調整していたものだ。これからは、その通常装備で大丈夫さ」

クリス「あれはキミ自身の拡張性を高めるだけでなく、色々と革新的な新機構を備えた……まぁ、今回の運用テストには関係ないので、楽しみにしておきたまえ。
コードは『AAXC』、個人的に付けた名はノルンユニット。由来は、古より運命の女神の名からとらせてもらっているのさ」
バンシィ「女神、か……へへっ、オレにとっての女神は……」
クリス「はっはっは、なにをニヤニヤしているのかね?」
バンシィ「なっ、べっ、別になんでもねえよ! それより早くテストを……」

杏『クリスっちー聞こえてる~? 』
クリス「ふむ? 杏の方から通信とは珍しいな。どうかしたかね?」
杏『ん~、もしかしたらだけどねー、ちょっとまずいことになってるかもしんないよ~ 』
クリス「……どういうことかね?」
・・・・・・・・・・・・・

ティアナ「あれ? ……あれ、なにかなぁ?」
ラビリス「んや、どれやね?」
ティアナ「ほら、あの空。何かが飛んでる……飛行機?」

ラビリス「……んや? ウチにはなんも見えんやね?」
ティアナ「え? ホラあれだよぉ。あの、赤く光ってる……」