
シロー「あ、ザック先輩!」
ザック「おっ、シロー! 後輩もいんな!」
れい(あの人が……シロー先輩の、先輩?)
ザック「ん? はじめまして、オレはザックだ! よろしくな!」
れい「はっ、はい! 黒騎れい、です。よろしくお願いします」

シロー「てか、ザック先輩こっちいるってことは……先輩、ついにこっちに配属なったんすか!?」
ザック「ああ! つってもまぁ、しばらくは5班で新装備のマッチングテスト、肝心の配属とかはまだ決まってないけどな」
シロー「そ、そっすか。でもザック先輩なら2班とか8班とか、どこででも大丈夫っすよね!」
ザック「はっはっは! そう言ってくれると嬉しいが、まぁ決めんのは総長と班長の方々だ。今はこれまで通り、地道に頑張ってくしかないな」
れい「…………あの、」

れい「失礼なことを聞きますが……ザック、先輩は……まだ配属とか、されてなかったんですか?」
ザック「ああ、そうだよ。適性試験に落ちっぱなしで、今の今までずーっと屋敷で特訓し続けてたんだよ」
シロー「ザック先輩とつばさ先輩のおかげで強くしてもらったっすけど……能力だけでオレのがさきに配属決まって……なんてーか、その……」
ザック「はっはっはっは! なに言ってんだよ気にしてねぇよ!
同期には置いてかれて、後輩からも追い抜かれて、正直悔しい感情もあったけどな……そんときは本気でオレも嬉しかったし、時間はかかったけどオレもやっと追いついたんだ」

ザック「これからは、お前らだけに戦わせはしないからな」
シロー「は、はいっす!」
れい「…………(すごい人、ですね)」