
れい「……以前、モリビトのドキュメントで見たことがあるだけです。
名前はアースゴモラ。ゴモラの変異体で、強力な魔力を吸収した結果の姿……だったと、思います」
シロー「……となると、あの緑色のは結晶化した魔力ってことか? となると厄介だな……」
美嘉「ど、どういうことよ?」

シロー「魔力結晶は異常な硬度だからな……基本物理攻撃は通らないし、倒そうにも強力な魔力を一点集中とかさせないと難しいって、つばさ先輩から聞いたことがある」
莉嘉「うん! すっごいカタかったよ☆」
美嘉「アタシの攻撃も効果薄かったし……じゃあ、あんなのどうやって倒すっていうのよ……」
シロー「……手がないわけじゃないけど、今のままじゃ……」

ぎゅっ・・・
フェイト「……ごめん、なさい……おにぃさん……」
あかね「フェイトちゃん!!」
シロー「ふぇ、フェイト!? 気がついたのか!?」
フェイト「……フェイト、は……ダメな子です……お兄さんからみんなを、任されたのに……」

シロー「っ……んなわけねぇよ! フェイトががんばってくれたからオレらが間に合ったんだ……あかねもれいも、あの怪獣も無事だった。……ありがとな」
フェイト「……お兄さん…………」
シロー「それに、またお前の力が必要になるからさ……ホント、いてくれて助かったよ」

シロー「……オレがアイツを引き付けるから、その間に美嘉はフェイトの回復を頼む」
美嘉「えっ!? ……な、なんで知ってんの……!?」
シロー「美嘉ならあの後、攻撃スキルだけじゃなく回復スキルも習得しようとすると思ってさ。ははは、図星だったな」
美嘉「むぐ……」
シロー「たぶんあいつを倒すには、フェイトの力が必要だ。すまん、頼む。莉嘉もこっちで、みんなのこと守っといてくれ」
莉嘉「……へへー☆ わかったー!!」

れい「……いくら策があるからって、一人で行くなんて……無茶なのに……なんで……」