
マト「ど……ドット、フェイサー……なの?」
???「………………」

ブラスライザー「YES、マスター! 今はドットフェイサーじゃなく、『ドットブラスライザー』と呼んでください!!」
マト「ブラス、ライザー……」
ブラスライザー「マスターが置いていったCCMを預かってます。見てください!」
マト「え? CCM……音声メモ?」
ぴ っ

ティアナ『聞こえるマト、ストレングス……心配してるんだから、早く帰ってきてね』
スバル『さっきはゴメン! ボクの晩ごはんのおかずあげるから、はやくごはんにしよ!!』
シロー『スバル声でけえよ! ……帰ってこないんなら、抱えてでも連れて帰っからな!』
ラビリス『ウチら心配しててんで、マト。ストレングスと一緒に帰ってきぃやね』
アイギス『マトがいないと寂しいであります! ストレングスと一緒に、早く帰ってきて欲しいであります!』
エクシア『……怒んねぇから、さっさと帰ってこいバカ娘!』

マト「……みんな…………」
ブラスライザー「……おれは、マスターの笑顔が大好きだ。いつも明るくて、みんなを元気にしてくれる。
そんなマスターがいなくなるのは、いやだ!!」
ストレングス「…………(うんっ!)」
マト「…………」
ブラスライザー「だから、マスター……マスターが、どんな力を持っていようと関係ない! おれ達は……マスターに帰ってきて欲しいんだ!!」
マト「…………」

マト「勝手に怖がって、勝手に出てって、勝手なことばっかで迷惑かけちゃって心配かけて……
だから、みんなに謝りたい。勝手なことばっかだけど……
またラビにゃんと買い物に行きたい! スバルとバスケしたい! ティアナの料理が食べたい! ストレングスとごはん食べたい! シローとなんか話したい! アイちゃんと笑いたい! エクシアさんに怒られたい!
みんなみんな……
みんなに謝って、またみんなといっしょにいたい!!

ごめん! アタシ帰る!」

マト「一緒に帰ろ! ストレングス! ドットブラスライザー!」
ブラスライザー「YES! マイマスター!!」
ストレングス「…………(うんっ!)」

グルゼオン
「へっ! ……つまんねぇなんて言って悪かったな。訂正するよ……
帰りてえなら、俺を倒してみろ!
かかってきな!!」