
アイギス「……ジャミング解析、逆探知、ハッキング開始……であります」
クリス『基地内の影響範囲データを転送する。役立ててくれたまえ 』
アイギス「……受信完了、であります。クリスさん、ありがとうであります!」
クリス『なに、こちらの準備はできている。それにこの状況では、キミの解析能力が頼りだ。がんばってくれたまえ 』
杏『ハッキングっぽいって言ったけど、外部からの侵入形跡はなし。基地内のどっかにあるかいるかのはずだよ~ 』
アイギス「りょ、了解であります! がんばるであります!!」
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エクシア「お前に頼みたいことは、5班への口頭伝達だ」
アイギス「口頭伝達……で、ありますか?」
エクシア「この妙なジャミングの原因……クリスなら何か掴んでるかもしれねえ。それに、原因の探索ならお前の解析能力が役に立つはずだ」
アイギス「し、しかし……私もマトを助けに行きたいであります……!」
エクシア「……このジャミングがなくなりゃぁ、他班の連中も増援に行ける。それは結果としてマトを助けることだ。……わかってくれ」
アイギス「…………わかったであります! 了解であります!!」

シロー「クリスのとこにいくんなら、オレの頼みも聞いてくれないか?」
アイギス「いいでありますよ。それで、頼みとはなんでありますか?」
シロー「……マトを助ける策だ。聞いてくれ」
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アイギス(……マトを助けるため……絶対に果たしてみせるであります!!)
アイギス「どこ……どこで、ありますか……!?」