
莉嘉「みてみてシロー! カブトムシだよカブトムシ☆」
シロー「け、けっこうでかいな……てか、よく見つけたな」
莉嘉「へへ~☆ あっちの木にとまってたんだ!」
シロー「へ~……いるとこにはいるもんだな」

莉嘉「それじゃ、シローにあげるね! はいっ☆」
シロー「ちょっ! せ、背中につけるな! 取ってくれ!!」

エクシア「カブトムシを採るんなら、クヌギやコナラみてぇな木を探すのが常套だ。昼間に樹液が出てる木と場所を確認して、夜になって見にいきゃぁワラワラいやがるからな。
それを探しゃあ、ストッキングにバナナ入れるみてぇな罠仕掛けねぇでも採れらぁな」
莉嘉「ふむふむ~☆」
エクシア「昼間でも木のウロなんかによくいっから、手ぇ突っ込んでみるのも悪かねぇ。クワガタなら指挟ませりゃ楽に取れっからな。
ただ、外来種だと血ぃ出るまで挟まれたりもすっから、軍手つけるなり木の棒を突っ込むなりそれなりに気ぃつけたほうがいい。
必要ならペンチだとかも用意したほうがいいが……ま、お前は素手と虫アミで充分だろ」
莉嘉「なるほどなるほど~☆」
エクシア「逆に、樹液を出すために幹にキズ付けたり、ウロにスモークボール放りこんだりすんのぁ論外だ。そんなんで樹液出したところですぐに止まっちまうし、その傷が木ぃそのもんに悪影響を及ぼしちまうこともある。スモークボールは匂いが染みつきやがって、虫が二度と寄らなくなっちまうんだぞ。
それと罠仕掛けんなら、必ず回収して持って帰ることだ。虫を探してんのは自分だけじゃねぇ。身勝手はぜすに、ちゃんと他のヤツのことも考えるようにな。
最後に、てめぇで飼育した昆虫は、最後まで責任を持って面倒をみること。以上だ、忘れんじゃねぇぞ」
莉嘉「カリカリカリ……はーい! わかりましたー☆」
シロー「え、エクシアさん詳しいっすね……」