???「ぐっ……な……?」

ストレングス「…………!(起きた)」

ラビリス「気付いたみたいやね! だいじょぶか? 自分の名前わかるん?」

バンシィ「……オレ? ……バンシィ、だ……」

シロー「バンシィか……なんか、ラビリスんときみたいだな」

ラビリス「ん、そやね……バンシィ、立てるか?」




ラビリス「ウチはラビリスで、こっちはシローとストレングス。なぁバンシィ、どっから来たかとかわかるん? 誰か知っとる人とかは?」

バンシィ「……わかんねぇ、なんでここにいんのかもわかんねぇよ……」

シロー「ま、またこのパタかよ……」


???いた! やっと見つけた!!



バ チ ン っ !


ズ シ ャ ア っ ! !


シロー「うわぁっ!?

???も~どこに行ったかと思えば! 手間とらせないでよね!

ラビリス「……バンシィを知ってるん?」

???そ、ちょ~っとそいつに用が……バンシィ?」




ラビリス「……なぁ、バンシィあん人知ってるか?」

バンシィ「……知らねぇ」

???「知らないって……って、超AIが作動してる!? うっそどういう……
と、とにかくそいつ渡しなさい!!

シロー「……なぁラビリス、そいつ、頼めるか?」

ラビリス「ん? ……んや、まかしとき」

ストレングス「…………?」


だ っ !




シロー「逃げっぞ!!

ストレングス「…………!?」

ラビリスバンシィこっちな! 急いで!!

バンシィなっ!? なんだよいきなり!!

???あっ、ちょっ、こらぁ! ちょっとどこ行くのよ!!



べ し ゃ っ




???あっ……電池切れ……!?」