
戦 闘 開 始 !
ストライク「ストライカーシステム起動……ソードストライク、スタンバイ!」
ガ キ ン ッ !

エクシア「お前……それぁ、挑発のつもりか?」
ストライク「さぁね……なんだっけ、風車の理論って知ってる? 相手の得意とする場で打ち勝つことで、より強いって印象づけられるんだよね?」
エクシア「……これだから、最近の若ぇヤツぁな!」
ギ ン ッ

ストライク「褒め言葉として受け取っておくよ! それに……」
ガ ン ッ !

エクシア(大剣のくせに、速ぇな……!)
ストライク「ゼンゼン遅いよエクシアサン? あくびがでちゃうよ!」
ザ ギ ャ ッ !

ストライク「ホラホラどうしたの? 近接格闘特化型が聞いてあきれちゃうよ!」
エクシア「ちっ……!」
ガ ン ッ !

ストライク「距離をとってもムダだよ! 無様だね、エクシアサン?」

ストライク「はははっ! どうしたのエクシアサン? 尊敬される英雄って、この程度なわけ?」
エクシア(……思ったよりやるじゃねぇか……ヌいたまんまじゃ、勝てねぇかもしれねぇな……)

エクシア「…………ちっ、しかたねぇなぁ……見せてやるよ……」
ガ シ ュ ン

エクシア「ただな……見逃すんじゃねぇぞ」