
シロー「ここh……ぅ痛ってえぇええ!!」
ティアナ「シロー!! よかったぁ……よかったよぉ……」
エクシア「ったく、ティアナがえらい焦って連絡して来たと思えば……お前にしちゃぁ珍しく、派手にやらかしたみてぇじゃねぇか」
シロー「痛ってて……いや、そんなこと……じゃねえ!ラビリスは!!?」
クリス「彼女なら、隣の部屋だ」

クリス「それに、キミに会いたがっているみたいでな。私の用は後にしてやるから、会いに行くといい」
シロー「クリス……」
クリス「安心しろ。少々の修理と解析はさせてもらったが、他は何一つ手をつけてはいない。超AIにはなおのこと、な」
シロー「……すまねぇ、助かる」
・・・・・・・・・・・・・

ラビリス「し、シロー……その……」
シロー「ああ……なんて~か、殴り合ったことならいいよ。それより、あんとき何があったんだよ。いきなり暴れ出すなんて、なんていうか……お前らしくない気がしてさ」
ラビリス「……ん、シロー……ウチ、全部話すな……
思い出したんよ……ウチ、誰かを……敵やなくて、仲間を殺すために作られたって……。
ウチは、シローを殺したくはない……でも、ウチ兵器やから、誰かを殺さなきゃ存在意義がない……でも、シローは殺したく……
でな……自分でも、ようわからんのやけど……胸のあたりがぐるぐるしてきてな……」

ラビリス「ウチ、怖なって……生きたいって思って……そんで、気付いたら……
ぐすっ……ホン、ト……こ゛め゛ん゛……ごめん、なぁ……」
シロー「お、おい、泣くなよ。いいからさ…………でもさ、あんときラビリスを見て、実はちょっと安心したんだよ」
ラビリス「……な、なんでやの?」
シロー「旧電波塔で何かが暴れてるって連絡を受けたんだけど、ラビリスがなんかに襲われたんじゃねぇかって思ってさ……ほら、お前歩けなかったろ?」
ラビリス「っ…………!!」
が ば っ

シロー「ちょっ、なんだよ抱きついて!?」
ラビリス「なんでもない! ……なんでも、あらへん」
シロー「そ、そうか? まぁ、別にいいけど……」

ぎ り ぎ り ぎ り
シロー「ちょ、痛え!いてぇよラビリス」
ラビリス「ごっ、ごめん! だ、だいじょぶかシロー?」