
ラビリス「だっ、誰やのお前!」
???「ボクのことはどうでもいい。ただ、キミに少し話をしに来ただけさ。キミのこと、キミ自身のことでね」
ラビリス「わたし……ウチ、の……?」
???「ああ、そうさ……キミは、キミ自身がなんのために作られたのか、知っている……いや、気付いているのかな?」

ラビリス「……なんのことやの? ウチはただの
???「……キミは、何と戦うために作られたんだと思う?」
ラビリス「何って……それは、悪い奴らをブッ飛ばすためにきまってるやろ!」
???「それも間違ってはいないが、そうじゃない……キミは、味方を殺すために作られたんだよ」
ラビリス「……な、何を言ってるん? 味方を……? そ、そんなはずあらへん!!」
???「いいや、キミら

???「その事実……もしキミがよく会っている、あの少年にでも知られたら、彼はどう思うかな?」
ラビリス「っ!? ……シロー、が……」
???「いや、彼のいる「組織」に知られたら、キミはどうなるかな? もう、キミのような殺人兵器は必要ない。むしろ危険な存在として、処分しようとするだろう」
ラビリス「しっ……処分……!」
???「さらに今のキミは、先の落雷でバグ同然に起動して「しまった」人格だ。捕まって調整を受ければバグであるキミの人格は確実に消去されるだろう。そんなバグを抱えた『人殺しの機械』であればなおのことさ。
キミ自身気付いていたんだろう? 直すという彼の申し出を断ったのが何よりの証拠だ」
ラビリス「んっ……んうぅぅ……」

???「今頃、外ではキミを探すために彼らとは別の班が来ているだろう。そして、キミは確実に処分されることになる。
それを避け、生き残るには……キミ本来の役割、『人殺しの兵器』として戦うしかないんだよ」
ラビリス「そんな……そんな、こと……ウチはシローも! 誰も殺したりなんかせぇへん!! た、確かに生きたい……ウチは生きたい……! でもっ、だからって誰かを殺すなんか……」
???「ははははは……まだ否定するなら、キミの右手……ガラスに映るキミの顔を見てみるがいい」
ラビリス「なっ……え……?」

???「もしキミが、もう誰も殺したくないのなら……何故そんな顔をしている?」
ラビリス「あ……あぁ……あ、ああ……
ああぁぁああぁあぁぁあああああ!!!」