
世界を救う希望の翼! 新たなるバンくんの機体、
オーディーンMk-2の紹介です!

フロントビュー
クチバシのように尖ったトサカと左肩の02ナンバー、大きなウイングが特徴的です
オーディーンらしい印象はたしかにありますが、デザインとカラーリングの関係でまるで軍用機のような印象を受けます
初代オーディーンがスーパー系ならMk-2はリアル系、という感じ
……誰もわからないと思いますが、なんとなくA.I.R.S(エアーズ)を思い出しました
ホビー用ベースの軍用カスタムという不思議な共通点もありますし。カラーリングはあちらが金に対しこちらは銀(グレー)と対照的ですが

バックビュー
やはり目を引くのは背部のウイングを中心とした可変ユニット
また腰部うしろには2基のジェットブースターが備えられており、まさにジェット機のような印象、可変機らしさを感じます
やはりなんとなく、他のLBXと比べ異色といえるくらいリアル感があります
個人的にはウイングの先のウイングランプ? が左右で色が違うのがオシャレでお気に入りポイントです
特に片側の赤色がワンポイントになっていてオシャレ!

武装はバンくん機の通例で槍と盾!
ビームの双槍「リストレイター」と「ネオビームガーター」
どちらもまさにオーディーンといった装備!
リストレイターはリタリエーターと比べてビーム発信用の芯が無くなり、純粋なビームランスとなっています
ネオビームガーターは発信用シールドがちょっと厚いかな? と思ったのですが、ビームをかぶせるとちょうどいい感じに
どちらもクリアグリーンがとても綺麗です
オーディーンMk-2自体がグレーを基調にした機体なので、こういうクリアパーツがよく映えます!
本体と装備のバランスがうまい具合に取れていてかっこいいです!

またオーディーンMk-2にも可変機の通例どおりスタンドが付いているので、飛行状態で飾ることができます
オーディーンの武器がビームランスやビームシールドなのは、やはり変形の際にコンパクトに格納するため、発信器が小型のビーム兵器を装備している、という設定があるのでしょうか
そんなところを自然に感じさせられるのは、初代オーディーンのころからLBXのいい点だと思います

そしてオーディーンの名に違えることなく変形することができます!!
設定上ではこの形態で音速にすら達する速度を出せるといい、その設定にたがわぬスマートなシルエットになってます
すらっと伸びた機首に横に広がる翼と、カラーリングも合わせてまさしく「戦闘機」といえる姿がかっこいいです!
ただ……

横、後ろから見ると、下半身が下にぶら下がってるようになってるので、ちょっとカッコ悪いかも……
この角度から見ると、超高速で飛ぶスマートな機体……というイメージがかなり薄れてしまいます
感じる原因としては、機首(頭部カバー)の上にウイングがつく形になり、
さらに首の角度の関係で胴体が斜めになってしまい、さらにさらに脚を鳥みたく下に曲げる形に処理するので、
画像の通り後ろにいくにつれ体が垂れ下がるような印象になってしまうのだと思います
せめてウイングを肩の位置くらいにまで下げられれば……

と、いうわけでちょっとだけヒマツキカスタム
首を外す形になってしまいますが、機首を胴体に対し水平になるように位置調整!
むしろ水平より上向きにすることで足を胴体と一体になるように調整できるようになりました!
これでちょっとは、高速戦闘機らしくなったかしら?

上から見たところ
……てか上から見たときに一番カッコよく見えるようになってるので、こうして見てもわかりにくいかな?
2コ前の画像だとわかりやすいんですが、肩のブースターがしっかり後ろ(斜め後ろ)を向くようになっており、地味なところで可変高機動型らしさが出ているのには非常に好感が持てる……てかそういうのが好きです!

さらにアキレスD9を乗せ飛行することも可能!
そしてその偶然が奇跡を起こし……

必殺ファンクション『ダブルレイウイング』が発動します!!
……ソードビット展開状態なのはただの趣味です
ちょっと画像だとわかりにくいのですが、先ほどのスタンドにさらに補助パーツを追加することで、アキレスD9を搭乗状態にすることが可能です!
正確には乗せるというより「乗っているような状態にする」というのが正しいのですが、
何気にスタンドの安定感は高く、多少揺れたりしますが保持には特に問題はなさそうです
むしろ乗る場所がウイングの上なので、右足を前に踏み出し~みたいなポーズはちょっととらせにくいかも
ゲーム内ではトレーニング中の偶然により生み出された必殺ファンクションでしたが、きっと2機のエターナルサイクラーの共鳴現象により生じたのでしょう

「ヒロ、連携攻撃だ!」
「了解です!!」
さらにスタンドを応用して……と言いたいのですが少々ムリヤリ気味かも
やろうと思えばこういうふうに高低差のある配置も可能だったりします。
アキレスD9搭乗用のスタンド位置を利用すれば、通常のスタンドよりも「飛行してる」、「高い跳躍」といった感じの配置も可能です
あと変形機構の副作用で、オーディーンMk-2は他のLBXと比べて首を大きく上に向けることができます

Wの力で世界を救え!!
まさか初代ダンボール戦機の主人公機、アキレスとオーディーンがこういう形で蘇るとは……
初代からのプレイヤーとしては、何か感慨深いものがあります

世界の命運は、その翼に!
バンくんの新たな機体、オーディーンMk-2の紹介でした!
組んだ感想としては、カッコイイのですが意外と問題児です
グレーの機体カラーにおもちゃらしさの少ない飛行形態と、従来のホビー系LBXとは一線を画すスマートさはLBXとしてはかなり異色な感じで、オーディーンの発展型というより軍用機として再設計した、といった印象です
カラフルなトリコロールのアキレスD9とは対照的なカッコよさを持っています
さらに綺麗な緑のビームに大きなウイング、ウイングの先にあるワンポイントのクリアパーツと、
組み上げた感想としてはまず純粋に「かっこいい」といえます
新しい、というより新たなる「オーディーン」、という印象を受けました
……あれ、意味同じかなぁ?
しかしそれと同時に残念な点もいくつかあったりします
まずは飛行形態。前述のようにオーレギオンを見た後だとプロポーションに難があります
ほかにも武装の形状の関係もあるのでしょうが干渉する部分が思ったよりも多く、
肩も装甲内のブースターに干渉し腕をあまり大きく動かすことができなかったりと、やや動かしにくい印象を受けました
そして可変ユニットによりバックヘビーなのでスタンドなしで立たせるのはオーレギオンよりも難しく、
可変ユニットとウイングもいくつか可動軸が備わっているわりにはいい位置に調整するのが難しかったです
などなど一つ前の傑作機、オーレギオンと比べやや「惜しいっ!」と思ってしまう部分も散見させられたのが残念、といえました
しかしやはり組み上げた際の満足度は非常に高く、またダブルレイウイング再現用のスタンドはアキレスD9のみならず他のLBXも乗せられそうなので、
ちょっとしたGアーマーのように飾るのも決して悪くなと思います
それと何故でしょうか、本来の相方であるアキレスD9より、
1月末発売予定のプロト・Iのほうがパートナーとして似合うような気がしました……
組み立てているときに思ったのですが、ある意味このオーディーンMk-2は、
「アキレスD9を支援、援護するため」に作られたのでは? と思いました
……深い意味はまったくない、ただそんな感じがしただけなのですが……

・おまけ
山野博士ェ……
でも藤異先生のマンガ版ダンボール戦機は大好きです
メカとキャラとストーリーのアレンジ具合が非常に絶妙で、特に藤異先生の描く女の子はやたらエロくてかわいいです!
ストーリーも何気に上手くまとめられていると思います。あとジョジョネタを中心にえらいいろんなトコのネタが織り交ぜられてたりするのも好きです
バトルでは無印のVSユウヤ、ジャッジ戦と、WのΣオービスを用いたキラードロイド戦、ヴァンパイアキャット戦が個人的にお気に入りです!
どうかこれからもがんばってください!!