
ひびき「……っていうことがあってね、なんかこうすごい、ホントに映画みたいだったんだよ~!」
リン「へ~……ちょっと信じにくいけど、ひびきが言うんなら本当ってことね。すごいこともあるものね」
ティアナ「……あれ、でもアイリスさんと一緒にってことは、もしかして……」

もがっ
ティアナ「…………!?」

ティアナ「…………(もがもが)」
リン「ちょ、なによシローいきなり!」
シロー「あ、ああ、わりぃ、ちょっと用事でティアナ借りるわ。すまんティアナ、ちょい来てくれ」
ひびき「うん、わかった~。ティアナにヘンなことしちゃダメだよ~」
シロー「なにもしねえよ!!」

ティアナ「ぷはっ! びっくりしたぁ……もぉシロ-、驚かさないでよぉ」
シロー「わりぃ、ちょっと母さんのこと話しかけてた気がしてさ。……最近なんか神経が敏感になってるっぽくてさ」
ティアナ「大丈夫? ……でもさ、ちょっと思ったんだけど、そのアイリスさんと一緒にいた人って、もしかして……」
シロー「……たぶん、てか、確実にオヤジだな」
ティアナ「やっぱり……ちょっと見てみたいなぁ」