大ロボットプラント、「トリノス」で起きた人型機械暴走事件よりその後……

 安全保障軍が配備されたことで、
 襲来する怪ロボットはことごとく撃退されていった。
 結果として平和な時も長くなり、またもう一つ…


 シン達ディフェンダー隊の出動も極端に減っていたのである。




シン「あぁ~あ…これからどうなっかなぁ」

カノン「ゼロさんはまだ軽傷みたいで良かったね。
    それにこの町も前より少し平和になったけど…これで、いいのかな」


レイ「まぁ、そのおかげで平和だと同時に、俺達の仕事もほとんどなくなったな」

カガリ「なんなんだよあの女隊長は! 偉そうにスカしちゃってさ!
     こっちが役立たずみたいな言い方して、
     そのうえ「民間人は去れ」とか言っちゃって!」



 平和ではある。
 しかし、共に戦う力を持ちながらも戦えないという憤りは存在していた。





メイ『あの、みなさん緊急事態です! 早く来てください!』

カガリ「んなの、安保軍あいつら が行くんだから別にいいんじゃねぇの!?」

メイ『それが…その安保軍のみなさんが、大変なんです!』

シン「なんだって!?」



 一体安全保障軍になにがあったのか。

 それは、今から数時間前にさかのぼる……。




……………………





 安保軍が配備されてから、幾度となく襲来してきた機械獣。
 しかし基本のパターンは同じ。
 ソーマ率いるヘルダイバー小隊の敵ではなかったのだが…。



弐号「これまでのと同モデル。なんてことはなかったですね」

ソーマ「…各機油断するな。確実に撃破しろ!」

壱号「了解っ、くらえ!!」



ガギィッ!!



 しかし壱号機が核となるブロックに攻撃した直後、
 無数のアームが壱号機へと襲いかかった!


壱号「っ、トラップ!? うわぁ!!


ガギャァァっ!!






 だがアームに捕らわれたのは、彼を庇ったソーマだった!


壱号「…た、隊長!!

ソーマ「くっ! 私に構うな! 早くやれ!!」

弐号「し、しかし…!」

ソーマ「早、く……ぐあぁぁ………!!


 無数のアームはソーマを飲み込み、そしてその様相さえ変化する。
 無機から有機へ、非生物から生物へ、金属から肉へと。





オルガ「キャゴオオォォォオオオォォオオオ!!!」

 そして、無数のアームが絡み合い、一つの異形へと姿を変えた。

壱号「た…隊長ぉぉ!!



……………………




シン「…それってかなりヤバくないか!?」

メイ『そうなんですよ! 隊長さんが捕まってるから、
   ヘルダイバーのみなさんも迂闊に手が出せないみたいなんです!』


レイ「それで、救援に行くか、行かないか…どっちにする?」

カガリ「もっちろん、向かうに決まってるっしょ!
    そんであのイケスかない隊長さんに、ぎゃふんと言わして土下座さしたれ!!」


レイ「………」

カノン「これから向かいます! メイ、座標のナビお願い!」

メイ『了解です!』


 安保軍の危機に、駆けつけようとするディフェンダーの面々。

 果たして、ソーマを救い出すことはできるのか!?





<次回へ続く!!>