医学の道へ ♥

 

 

おはようございます

 

唐突ですが...

 

【尿路感染】

 

その病で

一人の娘

失いました

 

少ない記憶をたどれば

そこにあるのは

高熱を出した娘

 

そのため

娘は逝った

 

母親の私

 

当時

とある病院から退院し

実家

そこに

身を寄せていた

 

私は

娘の高熱

そこに

携わることが出来なかった

 

別れた夫や家族から

なにも

連絡が入らなかった

 

離婚

調停で争い

ある程度の金をつかまされ

一切

この家には関わるな

そういった条件をのみ

離婚届けにサインをした経緯があるため

連絡を絶っていた

 

あの子は...

 

【多発性嚢胞腎】

 

腎臓

嚢胞が多数入っており

機能していなかった

 

そう...

 

生まれつきの病気

 

先天性

【多発性嚢胞腎】

 

私のお腹の中にいた頃

当時

6 ヵ月

エコー

それによって

腎臓

機能していないことが判明

 

当時の夫

私達夫婦

悩みに悩み

そして

泣き

しかし

この娘はそういう宿命を背負って

誕生してくる

だからこそ

ヘルプを必死になって行い

育てていこう

そう決めた

 

しかし

運悪く

【尿路感染】

腎臓もやられ

高熱を出し

そのまま

帰らぬ人となってしまった

 

私がそれを聞かされた時

当時

実家に身を寄せていた時

 

なにも出来なかった

 

ただ...

 

最後に...

 

「ママに逢いたい」

 

そう泣きじゃくって

逝ったと聞かされた

 

その話を聞いた時

摩耗した

 

とてつもない程の痛みを感じた時

人は心が摩耗し

何も感じず

それすら

出ないことに気づいた

 

私は母として

彼女に苦しみしか提供できなかった

 

私はそれを背負って生きてゆく

 

それを

背負って

生きてゆく

 

最初は信じられなかった

 

とても

それは

受け入れられなかった

 

ただ

私が自殺未遂し

臨死体験をした際

その子

登場してくれた

 

三途の川

それが流れ

向こう岸には

祖父

祖母

三人が一様に

白いハンカチを振って

「ここにまだ来てはいけない」

そう伝えていたように覚えている

 

そこで

改めて

実感した

 

そう

やっとの思いで

その死

それが

判明した瞬間だった

 

私は生きようと思った

 

娘のために生きようと思った

 

それを選んでは

亡くなった娘に対し

冒涜以外なし

 

今はそう実感している

 

 

 

 

 

 

最近

常日頃

想う

 

医師になること

 

そう

もう年を取りすぎ

今から

医大へ行くことも

卒業することもままならないだろう

 

しかし

あの時

なにも出来なかった

私の罪滅ぼし

そう断言しても

娘には悪いが

宿命を背負ったならば

子供達の心

救える

精神科医

そうなりたいと望む

 

ただ

前述した通り

年を取り

頭脳も劣化

体力も落ち

決して

医師

それにはなれないだろうと

実感している

 

「私はなにが出来る???」

 

そう問いかけた時

私は少しでも

医学的知識を欲し

そして

医学の勉強

医療

医学

発達したイギリスへ渡り

少しでも

医学の道を歩いていきたい

 

そこで

突破口が開けるのではないかと

薄々

期待はしている

 

人には人生がある

 

私にも人生がある

 

泣き寝入り

 

それはしないで

真摯に彼女の死と向き合い

私なりの供養をしてゆきたい

 

それが

私の背負った

そう認識しているからこそである

 

医学の道

歩んで参ります

 

将来性

ゼロ

それに近いが

私は私なりのやり方で

生きていこう

そう決めたのです

 

 

歩くには困難すぎる点も

多々ありますが

私は少しでも

子供達の心

それを

救いたい

 

ただそれだけの熱情

それで

動いている

 

【慶応義塾大学通信制】

 

そこで

4 年間

勉学に励んだ後

イギリスへ

 

そこで

医療の勉強をし

ゆくゆく

精神科医となり

子供達の心

それを救いたい一心で

何事も勉学を優先し

私流

医学の道へと歩みたい

そう願っております

 

 

 

 

 

by Harumi ピンク薔薇