では今週26日放映された「しゃべくりデカ007」のことなどを(笑)



演技に関しては原田泰造さん以外しゃべくりメンバー全員ほぼ素人なんだもの


「相棒」と同じ質を期待してはいけません。


あれはエンターテイメント、ドラマチック・コントとして見なければ。


それに「太陽にほえろ!」「あぶない刑事」「踊る大捜査線」といった


刑事ドラマの経験豊富な日テレが乗っかっただけ。


現実には起こりえない強引かつおざなりな展開と予定調和


感動の押し売りなどこの際全て無視しましょう。



つまりね、逆に考えると


エンタ重視の脚本と素人丸出しな演技の綻びをフォローする為にわざわざ


子役をはじめ演技に実績ある役者を揃えたわけで(おい!)



これだけ予防線張っておいたら何とかなるだろう



ただ



デカ007を書いた脚本家は確かに


「しゃべくり007」をしっかり「読み込んでいる」なあと。


「デカ007」 メンバーの立ち位置


しゃべくりでの立ち位置とほぼ同じだったから。



お笑いに関して実は真面目な(そして時に空回りする)徳井


場の雰囲気を混ぜっ返すが笑いのピンポイントはしっかり押さえるホリケンと有田


フリーな立場からスパイスとなってかき混ぜる泰三


行き過ぎた暴走を押さえて現実へ引き戻そうとする上田


ホリケン・有田・泰三とは別行動で新たな笑いをジャスト・イン・タイムで提案する鑑識的な役割福田(普段寡黙なところも)


そして年長の名倉が全体を締めてまとめる



な?「しゃべくり007」と同じでしょ?



そう考えたらあのドラマもといコントチックドラマ、


メンバーの特徴を捉えたしごく「良くできた」作品なんじゃないかね?