久しぶりの京都は、まだ夏の雰囲気。
ちょうど東京に帰る日になって雨が降って、季節は、一気に、秋に。
ちょっとした観光をしてみたり、御飯食べに行ったり、飲みに行ったり。
バタバタと過ごしているうちに、一瞬で束の間の京都での休日はおしまい。
気付いてみれば、京都で生活し始めたあの頃から、もう15年が経過していて。
店のママは70になり、あの頃の少し若い友人達も皆、30を超えた。
彼女との話はいつもの如く核心には触れないのだけれど、あちらこちらに話題は飛び、半年分くらいのいろいろな話を、自然に、話す。
あらゆることが相変わらずで、それはきっといいことだけれど、本当はふたりの環境は、もう随分と変わった。
もう一度リセットして、新しい自分を始めなければならない、10月。
懐かしい時間は懐かしい時間として大事にとっておきながら、また5年、10年、前を向いて生きて行かなくちゃ。
めっきり涼しくなった東京は、秋。
秋はいつも、僕にとって節目の季節となり、そしてまた、月日は巡る。



