一瞬ふたりの軌道は重なって、そしてそれはほんの一瞬で、その後永遠に交錯することはない。

束の間に安らぎ、そして傷付けて、そして彼女もまた、自らの痕跡を消そうとする。


そうやって生きていく女の子を、僕はこの先いったい何人見ることになるのだろう。


もちろん、そういう子達を呼び寄せているのは、自分だ。

そしてまた、彼女たちが去っていく理由もまた、はじめから僕自身にある。


お互いさま、というのは、少し失礼かも知れないけれど。


ごめんね。そして、さよなら。どうか、元気で。