こないだ恭子と話したときに「ゼッタイ気にいるハズ」とかなんとかで薦められた本。
・・・喪失の物語。あるいは、喪失と再生の物語、か。
確かに、彼女が好きになりそうな話ではある。
明るい話ではないけれど、でも、「人間って確かにそうだよね」と言わざるを得ないような醜さのようなものが、なんというか、納得せざるを得ないというか、腑に落ちるような経験を僕自身が積んできてしまったことに少し哀しみを憶えつつも、そうした物語を俯瞰して見ることが出来るようになっているというのは、それはそれで悪いことではないのかも知れない。
いずれにせよ、そこに描かれているのはむろん喪失の体験・経験ではあるのだけれど、しかし、そこで確かに得たものがあり、それは単純ではないにせよ、年月を経れば「成長の記録」と呼ぶことが出来るような類いのもの・・・ということになるのだろうし。
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