例えば、衝撃的な音楽に出会ったときに自己と世界との境界がわからなくなるほどに溶解してしまうような、言い換えるなら、圧倒的に理解不能な「生成」を前にして「自己」が消失し、えもいわれぬ悦楽と一体になっているような、そんな感覚に陥ることが実際にある、という実感。
BLANKEY JET CITY (ブランキー・ジェット・シティ)という日本のロックバンドの音楽は、私にとってまさにそういうものである。
ギターの音とともに空を舞うような感覚、自分が何処にいるのか一瞬わからなくなるような感覚、訳も分からずに全身が凍りつくような感覚、あるいは、自分の体が持っているリズムとのズレのようなものを有無を言わせず叩きつけられて意識が吹っ飛ぶような感覚、そして同時にもたらされる圧倒的な悦びと神々しいまでの肯定感・・・。
言葉ではなんとも言い表しがたいものの、実際にそういう感覚が引き起こされることがあり得る、というのが私の実感である。

Yes,Yes.Yes....
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