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フィッシングメールの受信ログ

フィッシング

 

今回は、フィッシングメールによる詐欺についてお話ししたいと思います。

フィッシングメールとは、送信者を偽って個人情報やクレジットカード情報などを盗もうとする詐欺メールのことです。

フィッシングメールに騙されると、不正利用や個人情報漏洩などの被害に遭う可能性があります。

 

そこで、フィッシングメールの手口と見分け方、対処法について具体的な事例をもとに解説していきます。

 

 

 送信元のメールアドレスに注意しよう

 

まず、フィッシングメールの見分け方の一つとして、送信元のメールアドレスに注意することが挙げられます。

 

フィッシングメールは、有名な企業やサービスの名前を騙って送られることが多いですが、メールアドレスをよく見ると、本物とは異なることが分かります。

例えば、以下のメールはエムアイカードからのメールを装っていますが、送信元のメールアドレスが「gbzfjttcq@micard.co.jp」となっています。

これは、エムアイカードの公式メールアドレスとは全く違うものです。

また、メールの末尾にあるURLも「micard.co.jp.huidajj.com」という怪しいドメインになっています。

 

これらの点から、このメールはフィッシングメールであると判断できます。

 

From: エムアイカード <gbzfjttcq@micard.co.jp>  
Sent: Friday, January 22, 2021 5:38 AM Subject: 【Webエムアイカード会員サービス】ご利用のお知らせ

 

 

 文字化けや不自然な日本語に警戒しよう

 

次に、フィッシングメールの見分け方の一つとして、文字化けや不自然な日本語に警戒することが挙げられます。

フィッシングメールは、翻訳ツールや機械的な文章生成ツールを使って作られることが多いです。

そのため、文法や表現がおかしかったり、意味が通じなかったりすることがあります。

例えば、先ほどのメールでは、以下のような箇所が不自然な日本語になっています。

  • 「いエムWebエムアイカード会员サービスビ利用をごスただ利用いただきましてありがとうございます」
  • 「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので」
  • 「何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます」

これらの文は、本物のエムアイカードからのメールとは思えないほどに不自然です。

また、文字化けもフィッシングメールの特徴の一つです。文字化けは、メールのエンコーディングや文字セットが正しく設定されていないことで起こります。

文字化けが起こると、メールの内容が読めなくなったり、意図しない記号や文字が表示されたりします。

 

文字化けが起こっているメールは、フィッシングメールの可能性が高いので、注意が必要です。

 

 

 リンク先のURLを確認しよう

 

最後に、フィッシングメールの見分け方の一つとして、リンク先のURLを確認することが挙げられます。

 

フィッシングメールは、偽サイトに誘導するために、メールにリンクを貼っています。

しかし、リンクの表示名と実際のURLが一致していないことが多いです。

例えば、先ほどのメールでは、以下のようなリンクがあります。

  • ▼ご利用確認はこちら https://www.micard.co.jp.huidajj.com
  • ▼Micardのログインはこちら https://www.micard.co.jp.huidajj.com https://www.micard.co.jp.huidajj.com/

これらのリンクは、表示名は「micard.co.jp」となっていますが、実際のURLは「micard.co.jp.huidajj.com」という別のドメインになっています。これは、フィッシングメールの典型的な手口です。本物のエムアイカードのサイトは「micard.co.jp」であることから、これらのリンクは偽サイトに繋がっていると考えられます。

 

メールに貼られたリンクをクリックする前に、カーソルを合わせて実際のURLを確認することが重要です。

 

 

 メール本文

 

メールタイトル:

【Webエムアイカード会員サービス】ご利用のお知らせ

 

送信元:

エムアイカード <gbzfjttcq@micard.co.jp>

 

メール本文:

いエムWebエムアイカード会员サービスビ利用をごスただ利用いただきましてありがとうございます

お客様のカードご利用内容をお知らせいたします。

 

 

ご利用カード:エムアイカード

◇利用日:2021/01/22 5:37:55

◇利用取引:買物

◇利用金額:22,344円

 

このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。

 

何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい

 

 

▼ご利用確認はこちら

https://www.micard.co.jp.huidajj.com

 

▼Micardのログインはこちら

https://www.micard.co.jp.huidajj.com <https://www.micard.co.jp.huidajj.com/>

 

 

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■「Q&A よくあるご質問」はこちら https://www.micard.co.jp.huidajj.com <https://www.micard.co.jp.huidajj.com/

 

■お問い合わせ先株式会社 エムアイカード お客さまサービスセンター https://www.micard.co.jp.huidajj.com <https://www.micard.co.jp.huidajj.com/

 

※本メールは送信専用メールアドレスから配信しております。ご返信いただいても対応いたしかねますので、予めご了承ください。 **************************************************************

 

 

 まとめ

 

以上、フィッシングメールによる詐欺について、手口と見分け方、対処法について具体的な事例をもとに解説してきました。

 

フィッシングメールは、インターネット上で最も多く発生する詐欺の一つです。

フィッシングメールの被害に遭わないためには、以下のことを心がけましょう。

  • 送信元のメールアドレスやリンク先のURLを確認する
  • 文字化けや不自然な日本語に注意する
  • 個人情報やクレジットカード情報などを簡単に入力しない
  • 疑わしいメールは開かずに削除する
  • セキュリティソフトやブラウザの設定を最新に保つ

フィッシングメールは、見た目や文面が本物にそっくりに作られていることがあります。

しかし、細かく見ると、いくつかの違いや不審な点が見つかることが多いです。

フィッシングメールに騙されないためには、メールを受け取ったときには、常に冷静に判断することが大切です。

フィッシングメールに関する最新の情報や注意喚起は、[国民生活センター]や[消費者庁]などの公的機関のサイトで確認することができます。

インターネットを安全に利用するために、定期的にチェックしてみましょう。