私は 最後に彼女と話したとき、

 

自分の発することの許される範囲内で、

 

思いのたけをすべて話した。

 

ただの自己満足だけだが、

 

話せてほっとした。

 

話せれなければ後悔したと思う、

 

当然のように、何もかもダイレクトには話せず、

 

遠まわしにしか言えなかったが、

 

どう思ったかは、本当に自己満足だが、

 

彼女の裁量だと思った。

 

その次の日、

 

私が、彼女の怪しい仲だと感じていた同僚から、

 

妻が先日、出産したと聞かされた。

 

彼女に幸あれ!

既婚者は そう 感じることが 配偶者への裏切りなのか、

 

どこまでが 裏切りかは おそらく 個人の範囲なのだと思う、

 

私は 逆の立場なら、 多分、

 

裏切りとは 一緒に暮らせなくなったとき、籍を離れることだけが、

 

裏切りだと思う。

 

配偶者と一緒に暮らせることができるのならば、それは 裏切りではないと。

 

でも、それは 個人差があるのだと思う。

 

裏切りとまでは 行かないまでも 世の中には 許せないことがあるのだと思う。

 

また、この人なら許せる、許せない相手もいるのだと思う。

彼女が退職してから、

 

表向きには、退職に関して渡す書類などあったが、

 

本当は、とにかく 彼女と話したいと感じた。

 

私は思い切って彼女の家に行った。

 

彼女は人気者らしく、

 

送別会がたくさんあり、

 

私に 開いている日は丁度今日だけだと私に行った。

 

私は、悩んだ末、ゆっくり過ごした方が良いと彼女に伝えた。

 

どうなったかはわからないが、

 

私には どちらにもこれ以上進みたくはなかった。

 

進めるものなら 進みたかったが、

 

進めば 余計に これから 苦悩の日が続くのが

 

手に取るようにわかった。