磐梯山温泉ホテル内にある「ハングアウト


「WAX Barで明日の滑りに備えてWAXを掛けたり、みんなでわいわい話すこともスノートリップの醍醐味の1つ。 スキーヤーやスノーボーダーが語らうためのコミュニティスペースです。」

※磐梯山温泉ホテルHPより引用



場所は正面入口から入って右手の階段の上。



このハングアウトにはWaxができるスペースがあるんです。そういえば札幌市のOMOにもあったなぁ。宿泊者特典で無料ですので、せっかくですから利用してみました。


使ったのは2日目の夜。そう、次の日が雨で確定した日です。家でもWaxはかけてきましたけどベースのみ。だってハイシーズンだし滑走Waxはいらないって思っていたし…ショボーン



というわけで、ワックスおじさん登場!


ホットワックスに必要なものはひと通り揃っていますね。ベースはガリウム、滑走はハヤシワックスでした。



ワックスの削りカスが散らばらないボックスですが、もう少し改善の余地ありですね。板のキックの部分が不安定になるので、もう少し高さのある柔らかめのゴム板を付けるなどの工夫が必要です。



「明日のおすすめワックス」と置いてあったハヤシワックスのBlends(ブレンズと読むのか?)


ノンフッ素トップワックスでウェットスノーに対応。まさに明日の雪質のためにあるようなワックスですね。



アイロンはなんとデジタル温度調整タイプでした!

最大で200℃くらいまで上がるのかな?

普段はガリウムのデッカイアイロンを温度MAX(150℃表記)で使用していますが、こっちの温度は190℃くらいの設定で同等な感じです。


ソールにアイロンを当てると温度表記がツツツーと下がっていく。で、またセットした温度まで上昇していく。なんかおもしろい。



スクレーパーも置いてあったんですが、研がれていないので全く削れません!

ガリウムのシャープナーが置いてあったけどアレ使いにくいな。部屋に行けば持参したカーボンスクレーパーがあるんだけど、今のこの状態では戻れない。



ブラシもこの有様…

こんなんじゃワックス掻き出せねぇぞ!できればもっと管理をしっかりしてほしい。いや、俺に管理をやらせてくれ!…と思いました。


宿でホットワックスができるのは良いと思うけど、もっと気軽にできるリキッドワックスを置いた方が万人には喜ばれるような気がします。


【ワックスをかけていた時の一コマ】


スキーヤーの老夫婦から声をかけられる

ニコニコ「普段ワックスとアイロンはどういうのを使っているの?」


ニヒヒ「ワックスはシーズンを通してガリウムの青です。アイロンは同じくガリウムのデッカイやつ使っています。温度は最大にしてソールを溶かさないように素早く何度も動かします。煙が出ますが気にしません。ソールを温めるのが重要なんです。アイロンペーパーはお好みですが、均一になるので使っています。」


ニコニコ「色々教えてくれてありがとう。私も色々研究してみるわね!」



アジア系の男性から声をかけられる

ネガティブ「今日スベッタラ、ソールニ傷ガツイテシマッタヨ!コノママスベッタラドウナル?ドウシタライイ?」


ニヒヒ「このまま滑っても大丈夫!芯材も出ていないし傷がちょっと深いだけ。とりあえずこのスクレーパーで傷の盛り上がってしまった部分を削ってください!(手本を見せる)」


ニコニコ「オー!アリガトウゴザイマース!!」



ご家族でいらっしゃったお姉さん

ニコニコ「あの、赤ベコの絵付け体験の予約ってできるんですか?」


ニヒヒ「…わたし一般市民でホテルの人じゃないんですアセアセ


不安「ごめんなさいアセアセエプロンしか見ていませんでした」


ニヤニヤ「こちらこそ、紛らわしい格好をしていてごめんなさいアセアセ

でもフロントに言えば予約できると思いますよOK


様々な出会いが生まれるところ

それがコミュニティスペース

Hangout!