車内に灯油をこぼしてしまってから一週間が経ちました。

あれこれ試しましたがまだニオイは残っています。それでも最初の頃に比べたらだいぶマシになったかな。

せっかくなので、あれこれ試したものを紹介します。もし良かったら参考にしてください。


まず使ったのがネットでも情報が多かった消毒用アルコールです。

灯油は揮発性がありますが、ガソリンなどと比べてそのスピードは非常に遅いです。なのでいつまでも灯油臭さが残ってしまうのですね。

灯油はアルコールに溶けるらしいので、蒸発を促す、あるいは拭き取り易くするそうです。

灯油ってアルコールに溶けるの?

疑問に思ったら実験です。

小瓶に入れた少量の灯油。



ここに消毒用アルコールを投入。
量は適当ですが、入れたそばから分離しています。上が灯油で下がアルコールです。



2液を入れた小瓶を振ってみました。
ある程度は濁りましたが溶けたとは言いづらいですね。よく見ると薄ら灯油が浮かんでいます。

これは消毒用アルコール(濃度70%ほど)を使ったから?無水エタノールならもっと混ざった?添加物にイソプロパノールが入っているから??

謎です。

無水エタノールを使うのが1番良さそうですが、バッシャバシャになるほど掛けないとダメそうだし、費用が掛かりすぎますね(500mlで1,000円ほど)

それに揮発性が高いため、換気をしっかりしないと静電気等での引火の危険性が高くなりそうです。早く乾かそうと温風を使うのもNGですね。

実際のところ効果があったかと言われれば、何とも言えません。こぼした量が少量だったら良かったのかも。



次はオートバックスのプライベートブランド「AQ.」より発売中の「灯油のニオイ消し」スプレー。100ml 768円



成分は天然消臭成分・非イオン系界面活性剤・エタノール・香料です。やっぱりエタノールが入っているってことは良いのかな??
後で気づいたけど、製造元はカー用品製造の大手のプロスタッフでしたね。

商品説明には天然消臭剤配合により灯油臭を軽減し、さらにマスキング剤配合で灯油臭を包み込み効果を持続とありました。

スプレー直後はシャンプーのような良い匂いがしてニオイは消えました!ただ正直な感想だと持続性が無いですね。何日かの短い期間で一本まるまる使いましたが改善せず。これもこぼした量が少量なら効果があったのだろうか。


一向にニオイが取れずにヤキモキしています。
通勤中は灯油の揮発を促すためにエアコンの設定を足元送風、最大温度、最大風速で運転しています。当然臭くなるので窓を開けていますが、この季節なので寒いし灯油のニオイでちょっと頭が痛くなってきた…。


長くなるので続きは次回の記事にて。