嫁さんの車のエアコンが昨年同様に冷えなくなりました。ディーラーで見てもらうと書きましたが、見てもらってないや。ははっ (^^;
いやほんとは見てもらった方が良いのですけれど…。なかなかいろいろとねぇ ^_^;

というわけで今回も簡易ガスチャージをします。
ぜひやってみたい!という方は、注意点などを昨年の記事に書きましたので必ず読んで下さい。
自信がない方は必ず車屋さんでやってもらいましょう。



今日は朝6時に起きて作業をしました。エンジン音で近所迷惑にならないよう近くの公園の駐車場で作業開始です。
まずはどの程度冷えないのかを確認してみましょう。

エアコンを「A/Cオン、最低温度、内気循環、風量最大」に設定します。温度計を送風口に突っ込んでしばらく測ってみました。



送風温度は19℃〜20℃くらいを行ったり来たり。朝っぱらなのでこのくらいの温度でも気になりませんが、日中は温い風が出るかもしれませんね。

エアコン(A/C)スイッチを入れるとエンジンルームから「カコン!」とマグネットクラッチが動く音がするので、ガス抜け(漏れ)が原因と判断しました。この音がしないと車屋さんで修理決定です。

エンジンルームのエアコン配管にはサイトグラスという丸い透明な窓があって、ここからだいたいのガス量を把握することができます。
ブクブクと泡が立っていればガス不足なのですが、どこについているんだろう?見たことないや ^_^;
まあガス不足なのは明らかなので、さっそくチャージしましょう。



用意するのは簡易ガスチャージホースと、ガス缶(HFC134a)、今回はエアコンオイル強化剤なるものもチャージしてみます。
本来は規定のオイル量がありますが、コンプレッサーを分解しないとわかりません。多くても少なくてもダメなはずです。ただ、年間数グラムずつガスと一緒に漏れるので、8年使用したことを考えれば注入していいんではないか?
ただの勘ですけど ^_^;


さて、エンジンを切ってエアコン配管の「L」のキャップを外し、オイル缶を取り付けたチャージホースを差し込みます。車種によっては差し込み辛いですが、頑張りましょう!

差し込んだ直後は圧が高くて針がレッドゾーンまで行きますが、これは正常です。エンジンをかけると正常な数値まで針が動きます。
エンジンをかけたままで手を突っ込むとベルト等に手が巻き込まれ、大怪我を負う可能性があります。十分気をつけて下さい。

エンジン始動後、針はグリーンを指しています。ガスが足りないってことですね。



チャージする前に締め込んだ缶を緩め、一瞬だけ「プシュ!」っとさせます。これで空気が押し出され、ホース内に冷媒ガスが充満した状態になりました。

ゼンマイみたいなツマミを時計方向にいっぱいまで回したら今度は逆回転させる。そうすると缶に穴が開いてガスがチャージされます。だんだんと缶が冷たくなるのがわかるでしょう。あとはほっておけば勝手に充填されます。缶をお湯に浸すと充填が早くできるようですね。



オイルをチャージした後のメーターです。若干ですが圧が高くなりました。
しかしこれではまだ足りませんので、さらにガスをチャージしていきます。

今度は通常のガス缶を取り付けてチャージしていきますが、手順は同じです。



ガスをチャージした後です。メーターの青ゾーンに針があるので大丈夫だと思いますが、これが適正値かどうかはわかりません。簡易とはいえ過充填には気をつけましょう。

エアコンの試運転も兼ねて海までドライブへ ♪


千鳥じゃ!
浜千鳥ってことですね。海沿いは海の家の建設ラッシュです。新潟、というか日本海側では「浜茶屋(はまぢゃや)」と呼ぶ方が馴染みがあると思います。
今年は暑くなるのが早いからとても賑わうでしょうね〜。



しばらく走った後に温度を再計測してみました。
先ほどと同じ条件で送風温度は8℃〜9℃とまずまず。これでこの夏もとりあえずは乗り切れるでしょう。

あくまでも簡易での処置ですが、また来年も記事にしそうな気がします ^_^;


【追記】2018.7.4
嫁さんから冷え具合の報告を頂きました。

キンキンに冷えてやがるっ………!

とは言っていませんが、寒いくらいに冷えるそうです。