はんぶんこさんとのことを

はんぶんこさんと

再会できたときのことを

そっと振り返っています




やっと振り返ってみようかな…って

気持ちになってきました




はんぶんこさんと居れた2日間

言葉を交わすことは

ほとんどなく

はんぶんこさんの姿を

少しでも目に焼きつけたくて

ちらっ、ちらっと

時間が許される限り

はんぶんこさんを見ていました



私は

はんぶんこさんの

働いてる姿が大好きです

テキパキと働かれる姿、惚れ惚れします💓


はんぶんこさんのそばに

椅子を持って行って

ずーっと見ていたいくらいです



仕事中

他の女性と楽しそうに話をしている

はんぶんこさんの姿をみて

とても苦しかった…

哀しかった

寂しかった

その場所から離れたかった

地獄のように感じました



だけど

一度だけ

それも数秒だけ

2人だけになれたときがありました



作業場の死角になったところで

はんぶんこさんがお仕事されてて

試食のハンバーグを

私が持って行った時

その数秒だけ

ふたりきりになれました




試食の容器を

そっと差し出した私の指を

はんぶんこさんの

手が

指が

そっと包み込むように

触れてきました


「あっ…」

私は

はんぶんこさんの

指が触れた瞬間

声にならない声が出ました

「今、触れ合ったよね」

「はんぶんこさんから触れてきたよね」

私の手を

お迎えに来てくれたように

優しくそっと

触れてくれました




一、二秒の出来事だったけど

はんぶんこさんの想いを

私はいただいたようでした



「今も変わらず大好きですよ」

「こうやって、あなたに触れたいんだよ」

そう伝えてくださってるようでした



私は

はんぶんこさんの手を

信じたい