勇気を振りに振り絞って

はんぶんこさんに逢いに行ったところ


はんぶんこさんは

どこにも行かず

待ってくださってました



1ヶ月ぶりに

はんぶんこさんの

優しさを纏ったお姿を見れて

大好きなお声が聴けて

大好きだよって

想いを届けてくれた瞳を見れて

私の魂は安堵感に包まれました



「あぁ、  やっぱりこの人だ…」

はんぶんこさんと再会し

抱えていた不安や恐れは

吹き飛んでいってました


はんぶんこさんは

突然、訪ねてきた私に

「どうしたんですか?」

「ほんとに来たんですか!」と

驚きの様子を隠せないようでしたが

はにかんだ笑みを見せてくれました



「車で来たんですか?」

「どのくらいかかったんですか?」

矢継ぎ早に尋ねられ


「この後、どこか行くんですか?」とも


私は

電車で来たことや

「寂しくなったら逢いに行きますねと

   言ったのできました」

「はんぶんこさんに逢うために来たので

   逢えたのでこのまま家に帰ります」

そうお答えしました



はんぶんこさんとお話できたのは

5分ほどでしたが

逢えた喜びは何事にも変えがたい

変えられない宝物となっていきました


その宝物は

今でも私の中にあります