はんぶんこさんと

離れなきゃいけなかった日


私の魂は

「ビリビリビリ」

「ベリベリべリ」

そんな音をたてながら

私の胸の奥から剥がれました



そして

はんぶんこさんのところに

ついて行ったのでしょう




空っぽになった私の肉体は

日々、時を過ごすだけで

精いっぱいでした



気を張ってなければ

いとも簡単に涙がポロポロ零れ落ちる



はんぶんこさんとの

わずかな日々を

はんぶんこさんのことだけを

脳内が占めている


「私、おかしくなっちゃったのかな…」

おかしくなってもいい

ただ

はんぶんこさんに逢いたい


それしか想えない日々を過ごしてました