オンライン診療で
復職について相談した後、
翌々日には
リハビリ出勤で仕事に行っていました。
しかし、
この日は自宅を出る際、
スマホだけ持って
それ以外は何も持たず、
カバンすら持たずに
出かけようとしていました。
それでも
家族に指摘されるまで
全く気付きませんでした。
今思えば
今後のことなど色々なことが
頭の中を駆け巡り、
心ここにあらずの状態だったのだと
思います。
この日、
職場にも上司にも
復職できないことを
伝えるつもりはありませんでした。
まだ少し期限に余裕があり、
自分自身でさえ
事実を受け止めきれていなかったため
もう少し時間が必要でした。
しかし、
その日に限って
たまたま上司から
診察はしたのかと尋ねられ、
ここで引き延ばしても仕方ないと思い、
復職できないことを伝えました。
すると上司から
治るのに時間かかるなぁ
もう一生治らなかったりして
そんな心ない言葉を
軽い口調で投げかけられました。
それまで
コロナ後遺症を治したくて
職場復帰したくて
情報を調べたり、
医師と相談しながら
自分なりにできる範囲で
努力はしてきたつもりでした。
そして
協力してくれる上司にも
感謝の気持ちでいっぱいでした。
しかし、
その一言で
それまでの努力や自身の気持ち
全てを否定されたような
気持ちになりました。
たとえ
冗談のつもりであったとしても
闘病中の人に
かける言葉ではありません。
愛着のある職場を
最後まで良い思い出として
自分の中に残しておきたいという
思いがあったため
この言葉は
タイミング的にも
相当きついものでした。
言われた後も
ずっとその言葉が
頭から離れませんでしたが、
同時に
絶対に治してみせるという強い気持ちを
改めてしっかりと持つことができました。

