以前まで診てもらっていた
担当医が異動となり、
勧められた医師との
初診日を迎えました。
しかし、
なかなか診察室に呼ばれないことから
相当困っているのでは?
と予感しました。
私自身も
何を言われるのかと
少し身構えていると
ようやく診察室に呼ばれました。
予想通り、
医師は
コロナ後遺症は全く分からないし、
診たことがないと
困惑した様子でした。
ただ、
分からないからと突き放すのではなく、
なるべく理解しようと時折質問を交えて
親身に話を聞いてくれる姿勢を
見せてくれたことが救いでした。
この先生なら
今後かかってもいいかもしれないと
思いつつも
定期的に職場へ提出する
リハビリ出勤の許可も記載した
診断書を書いて欲しいと
お願いしました。
すると
医師は
さらに困った様子を見せ、
コロナ後遺症には全く知識がなく、
責任が取れないため診断書は書けない。
また
リハビリ出勤を
今後どう進めて良いかも分からず、
あなたを
責任を持って
復帰まで導くことができない
と伝えられました。
医師の立場を考えたら
確かにその通りだと納得しました。
しかし
コロナ後遺症を理解し、
知識を身に付けてくれる医師が
今後増えてくれなければ
私たち患者は困ってしまいます。
複雑な思いにもなりながら
医師の言葉には納得しましたが、
診断書を書いてもらえなければ
休職もリハビリ出勤も
できなくなることを伝えると
今回は取りあえずと渋々でしたが、
前の担当医と同じ内容の診断書を
書いてもらうことができました。
コロナ後遺症を診た経験がない医師が
分からなくても
理解しようとする姿勢を
見せてくれたことに対しては
とても嬉しく感じました。
ただ同時に
理解を深め
知識を身に付けてくれる医師が
今後一人でも増えてくれることを
心から願うばかりです。


