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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
写真の車両は、西鉄の子会社”西鉄高速バス”の福岡~三重間夜行路線バス「お伊勢さんエクスプレス福岡号」に使用されている、三菱エアロクイーンⅠ(PJ-MS86JP)です。
同型の車両は前回のブログで、西鉄の「どんたく号」でご紹介しましたが、この車両はにしてつグループで最初に導入された三菱純正の夜行高速用車両でもあるのです。
ここで、「お伊勢さんエクスプレス福岡号」について改めて簡単にご紹介すると、福岡~三重間夜行路線バス「お伊勢さんエクスプレス福岡号」は、約1年前の2010年7月に西鉄高速バス・三重交通の2社共同で運行を開始しました。
正式路線名は「三重福岡線」。「三重線」「福岡線」と読んでいるケースが多く、愛称名で呼ばれる事は少ない様です。(長いかつ安易な愛称名がなかなか浸透しない理由なのでは?と思いますが・・・・)
これまで存在していなかった「三重県と福岡県を直接結ぶ交通路線」として設置されましたが、三重県内の主要都市(四日市・鈴鹿・津・松坂・伊勢・鳥羽)を殆どカバーしているため、所要時間が約13時間と久しぶりの長大路線開業として注目を集めました。
三重というと「伊勢神宮」「鈴鹿サーキット(F1)」「志摩スペイン村」といった観光地をイメージする方が多いですが、実は三重には工業地帯(四日市)もあって、この夜行路線バスは観光客だけではなくビジネス客もターゲットにしていると言われています。
使用される車両は、3列独立シート28人乗りの標準的な夜行高速仕様となっています。
前回ご紹介した西鉄の「どんたく号」と同様、「プライベートカーテン」など西鉄伝統の装備は引き継がれているものの、サービスコーナー、TVチューナー無しのコストダウン仕様になっていて、西鉄夜行高速バスの黄金時代を知る私にとっては、一抹の寂しさを感じます。
この車両も以前は福岡~東京間夜行路線バス「はかた号」の専用車として活躍していましたが、同路線の開業に伴い、現在は「お伊勢さんエクスプレス福岡号」の専用車として活躍しています。
実は私、この路線にはまだ一度も乗車したことが無くて、九州旅行の際には何度も乗車候補に挙げられる程、個人的には乗車してみたい路線ではあるものの、なかなか乗車機会に恵まれないというのが実情です。
噂では「思うように利用率が良くない」という話もあるので、路線が存続しているうちに是非とも機会を作って乗車したいと考えています。