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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
既に西鉄の公式HPでも公開されていますので、お分かりの方も多いかと思いますが、西鉄他3社が運行している福岡～宮崎間高速バス「フェニックス号」が大きく変わります。
これは、以前このブログでも書きましたが、共同運行会社であるジェイアール九州バスが運行から撤退し、新たに高速バス「たいよう」を運行することによるものです。
今回の変更点をまとめると・・・・・
１．昼行便の運賃値下げと「席割」の導入
２．福岡側の始発地変更及び経路の変更、停留所の新設
３．運行ダイヤの変更と運行会社の変更
４．セレクトシート仕様車の導入
以上の4点になります。
詳しく見てみますと、
１．昼行便の運賃値下げと「席割」の導入
昼行便の運賃が、片道6,000円から4,500円に値下げされます。
併せて、座席数限定の「席割」を導入します。
「席割」を利用する事で、福岡～宮崎間を片道2,500円で移動することが出来ます。
（このカラクリについては、後程詳しく。）
２．福岡側の始発地変更及び経路の変更、停留所の新設
福岡の始発地が、博多バスターミナルから西鉄天神バスセンターに変更されます。
（博多バスターミナル経由になります。）
併せて、「呉服町」停留所が新設されます。
これは、まさしくジェイアール九州バスの高速バス「たいよう」に対抗するものです。
これにより、博多バスターミナル～宮崎間の所要時間が短縮される一方で、西鉄天神バスセンター～宮崎間の所要時間は20分程伸びる事になります。
従来「フェニックス号」って、天神からの利用が多かったような気もするのですが、この経路変更が今後利用客数にどのような影響が出てくるのか、注目したいところです。
３．運行ダイヤの変更と運行会社の変更
運行ダイヤが変更になる他、運行会社の変更が行われます。
高速バス「たいよう」を運行するジェイアール九州バスが、「フェニックス号」の運行から撤退する代わりに、新たに西鉄高速バスが運行に参入します。
４．セレクトシート車の導入
先程述べた「席割」の導入にも絡んでくるのですが、2+1列シートと4列シートが混在した車両「セレクトシート仕様車」を投入します。
当社は西鉄グループ担当の4往復と宮崎交通担当の2往復の計6往復を担当しますが、今夏までには西鉄グループ担当便12往復全てに「セレクトシート仕様車」を投入します。
公式リリースPDFに、セレクトシート仕様車の座席配置が記載されているのですが、どうも改造によってシートピッチが若干狭くなるようです。これが利用客にどう評価されるのか・・・・・・動向を見守る必要がありそうです。
以上、福岡～宮崎間高速バス「フェニックス号」の改正点について紹介してきましたが、今回の改正は開業以来の大改正とも言える内容で、ツアーバスや競合するジェイアール九州バス「たいよう」に対応すべく、時代に沿った改正となっています。
この改正が果たして今後どのような結果に現れてくるのか・・・・・私としても注目していきたいと思います。
尚、高速バス「フェニックス号」のダイヤ改正について、詳しくはこちらをご覧下さい。
＞＞高速バス 福岡～宮崎線「フェニックス号」 昼行便 大幅値下げ（西鉄公式HP）