金曜の出張は、午前と午後に分かれて研究会で、午後がどっちかと言うと本番というか、専門の研究会だったわけです。で、栄養士の実践発表があり、意見交換などをし、指導助言をいただくという流れです(研究会はどんなものでもこういう感じが多い)。

今回の指導助言者のおひとりが、私の母校の先生(当時助手で今出世して教授)で、専門分野が学校給食についてだったり、栄養士を育ててもおられます。

で、たいへん熱く語られておられた中で出たのが上記の内容。

今回のテーマが「献立作成」と「食教育」なわけですが、献立の作成ってのがただ作るんじゃなく、年間の食教育の計画がまずあり、各月のテーマに沿って毎日すべて教材となるように、というのはずっと指導されてる訳ですね。栄養士はこんなにがんばっているのに、まぁつまり「変な給食」に結びついていくわけですが、ああいうけんかを売られたときに何も答えられないんじゃなく、ちゃんと反論をすべきである。だけどそれは、自分の中にきちんと「教育」というバックボーンがないとだめなわけですね。

何日か前の記事で、子供の好きなものを組み合わせて、結果変な献立になると言うことを書きましたが、リクエストを取り入れるのは結構、でもそれにはちゃんと枠を作り、全部子供の言うことを聞く必要はなく、あくまで教材としてどう生かすかを大事にする、とてももっともなお話でした。

話の中で、「セレクト給食で出されたものを全部羅列し、組み合わせがおかしい」と嘲笑っているものがあると憤っておられました。おそらく2ちゃんねるでも話題の「キムチチャーハンとパンの組み合わせ」と思われます。たしかにこれ、セレクトならどちらかを選ぶわけで納得がいきます。が、現場からみたら選択能力と楽しみのために実施する献立が、何も知らない外部からみたら嘲笑の対象にしかならない危険があり、これに敢然と立ち向かえるようになってほしい、もっと自分たちの仕事をアピールしてほしい、と熱くあつく語られました。


けんかを売られないように心がけるのが一番大事だけど、重箱の隅をつついて人の努力を嘲笑う輩はどこにでもいるので、そんな時には戦って勝つ強さを。

いい出張でした。