・お刺身、海産物
いなかのおうちは山の中なんですが、20分も車で走ってると三陸のリアス海岸にたどり着きます。
なので、海の食べ物は抜群に美味しい。お刺身なんかも魚屋さんで頼むんですが、「次の朝まで冷蔵庫で保管したもの」が、こっちでスーパーで買う「新鮮なお刺身」程度の感じ。
特に息子は、こっちでは全然魚を食べませんが、田舎では驚くほど(まぁ刺身中心ですが)食べます。
また、従兄の息子のお嫁さんの実家が漁師さん系の仕事のようで、うにやあわびをよくいただくようで、あわびは冷凍、ウニは塩ウニや蒸しウニでやっぱり冷凍。こちらもしっかり、ウニはあつあつご飯で、あわびはもち米とにんじんで炊き込んであわびご飯にしてたっぷりと。
・新鮮野菜
やっぱり畑をやってますんで、その日採れた野菜が食卓に並びます。
あまり「料理」はしないで、キュウリやトマトはそのまま、なすは漬物や味噌汁、とうもろこしはゆでたて。甘みや香りが全然違います。
今、従兄のおうちも含めて、市全体でこちらの中学校の農業体験ホームステイを受け入れているそうで、この間来た子供達は自分でとったとうもろこしやじゃがいもを持って帰りたい!と熱望したので持たせてあげた、とのこと。私達から見たらさもあらん、という感じなんですが、従姉はその場で食べないと味が落ちるし、重いしで、なんで持って帰りたいのかわからん、と言ってました(笑)
・昔ながらの味
「油麩」
今は結構ご存じの方も多いと思いますが、麩を油で揚げたもので、こちらでの油揚げの感覚で使います。B級グルメで「油麩丼」てのが出てるそうですが、あれは新しい食べ方じゃないかな。私はみそ汁、具だくさん雑煮に母が入れてたのが印象にあります。あと、油麩となすで温かいにゅうめん。いつも買って帰りたいけど大きくて賞味期限に間に合わなかったのであきらめてましたが、今回小さいタイプのものがあったので買って帰りました。
「油みそ・雑煮」
みそを油でいためて砂糖で味付けて、しそで巻く(たぶん)。母が大好きで、何が美味しいの?という感じでしたが、今回食べたら美味しかった。年齢ですかねぇ。
うちの雑煮は、にんじん、大根、白菜などを千切りにして、油麩と一緒に濃いめの澄まし汁程度の味で煮て、餅にかける…と思ってました。ところが今回従姉の話で、微妙に違う事に気づきました。野菜は一度軽く塩でもんで、水気を絞るそうです。また、いくらをのせたりするらしい。たぶん、私の好みに合わせて母がアレンジしてたのかな?と思います。
「あざら」
これは、旅の最初に入った丼の店で頂きました。かの「美味しんぼ」宮城編にも出てきますが、白菜づけや魚のあらを酒粕で煮たもので、丼の付け合わせとしてちょこっと出てきました。
軽くトウガラシがきいてて、生臭みもなく、冷たいお酒や焼酎で行きたい味でしたね。
「米、梅干、みそ」
昔はもう亡くなった叔母が、今は仕事を辞めた従姉が作っています。
(米は畑も含めて、嫁さんと一緒にやってますが)帰った時は梅干の最後の干しの最中でした。それこそ無添加、塩は昔に比べたら減らしているようですが、梅干は紫蘇の美しいルビーのような赤、みそは香り高く旨味。
今回もありがたく分けていただきました。買った梅干しやみそは食べられない位美味しいです。
私自身は、ここで育ったわけでも何でもなく、数年に一度母と一緒にお邪魔(母は帰ってましたが)してた程度ではありますが、正直生まれて7歳まで育った石川県よりも、こちらの方が里という感じですし、味も懐かしく美味しいものです。
年齢とともにわかる味、というのもあるんだなとも感じました。