細野真宏著。
『経済のニュースが良くわかる本』など、経済や数学などわかりにくい問題をわかりやすく解説するのが得意な著者が、年金問題について書いた本。
自身も社会保障国民会議の雇用・年金分科会委員を務めているだけあって内容もあり、なによりわかりやすい![]()
しかし、正直この内容にはものたりなかった![]()
結論の一つは「年金の原資に2分の1税金が使われるようになり、税金はだれでも払うのだから、税金を払ったのに何ももらえないよりは年金保険料を払ったほうが良い」というものであるが、元々年金を払ってきた人たちは税金など投入しなくても年金がもらえると思っていたはずである。
この税金の投入率が70%、80%と上がっていったら、確かに制度自体は残るけど、ある意味「破綻」なんじゃないかな
年金未納の人たちだって最終的に何の手当てもしないというわけにはいかないだろうから、生活保護などで賄うとするとやっぱり年金保険料は払わない方が得とも思えるのだけれど、そこについては払った人との差を設けるべきとの主張にとどまっている。
年金制度についてはこのまま今の制度を無理やり生かしていくよりも、一度思いっきり見直して、時間はかかってもしっかりとした制度にしたほうが、個人的には良いと思う![]()
