岡本太郎著。
「芸術は爆発だ」で有名な著者が、自分の経験などを通じて、人生、生きるとはこうすべきだということを著したもの![]()
彼曰く、芸術とは絵画や書道などの一芸に特化したものではなく、生きることそのものであり、無条件に生命を突き出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだという。
そして科学主義・合理主義の中でしか成立しえない最近の状況を憂い、自分の中の芸術家を圧殺してしまっているという![]()
そのような中で、経済的な損得勘定抜きに瞬間瞬間に生命力を爆発させ
そうすることによってはじめて人間として本当に生きているといえるのではないか、という形でまとめている。
私自身、仕事でも趣味でも、何か新しいことを実行しようとするときに必ず「コストパフォーマンス」や「相対的な価値観」を重視してしまいがちなのだが、そのために失うことの方が多いんじゃないかと改めて思った![]()
確かに、経済・政治や教育・福祉なども含めて、科学主義・合理主義抜きには語れないが、そこに過信はないだろうか。
昨今のサブプライム問題・金融危機からの世界恐慌などを見ていても、本当に万能なのかと思ってしまう。
また科学主義・合理主義に縛られ、やりたいこともやれずに年をとっていくことに虚しさはないか。
なかなか年をとって「すべてが満足」という人はいないかもしれないが、そういう概念に必要以上にとらわれず、自分の思うように生きることがそれに近づくことになると思う。
とにかくすぐに読めて割と内容が深いのでお勧めの1冊です![]()
新年1発目で何かモチベーションを上げたい人、いかがですか![]()
