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四時に目覚める。
眠れない。
テレビを見る。いや、見ちゃだめだ。寝ようとする。眠れない。テレビを見ちゃう。を、1時間繰り返す。
地震。
いや、テレビの画面に、強い地震、という表示が。
地震を感じる前に地震のお知らせ?

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これまた起きていたイヅボーとCheCheに、地震がくるらしいよ!と呼びかける。
今のシステムすごいね。
体感する前に知らせられるんだね。

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雨のふる前に部活やらなきゃ、と思いつつ六時までぐだぐだ。

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部の名前フィックスしよう。
「一日おきに5Km走ってみようか部」

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これでいいよね?

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六時から走る。
けっこうな雨。
しかたないね、ぐだぐだしていたんだから。
5km。
キツイねぇ。

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なんだか走るたびにキツクなる。

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といっても、まだ五回目か。
まあ、十回くらい走ってから感想を考えよう。

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帰宅。
びしょびしょのTシャツを脱いで、短パンを脱いで、パンツを片方だけ脱いで(ウソ)、古今和歌集を広げる。

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ホントはまっぱだか。

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紀貫之で夏の歌を探す。
あった。
紀貫之の歌、多いもんね。

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夏のよの ふすかとすれば ほとゝぎすなく一こゑにあくるしののめ

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ふす、は、臥(ふ)すだね。
しののめ、は、夜明け。明け方。
横になったかと思うと。
たんに、夏の短夜を詠んだのか、女性の部屋にいるときの短さを詠んだのか?

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聞いてみないとわかんないね。

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そして、もうひとつの部活。
朝風呂読書部。
源氏と麦茶。

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源氏の息子、夕霧。
亡き親友であり従兄弟である男の未亡人を口説く。
すぐそばまでいく。
しかし、なにもしないで明け方に帰る。
彼にはオヤジ(光源氏)の強引さがないもんね。

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しかし、こんな夜は短いだろうね。

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ものごとにはタイミングというものがあるよね。
しかたないね。

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朝風呂読書部。
部員を増やすのはむずかしい。
まず、朝、一緒にいることができる人でしょう?
朝、一緒にいるだけでもなく、一緒にお風呂に入ることができる人でしょう?
朝、一緒にいるだけでもなく、一緒にお風呂に入ることができるだけでもなく、なおかつ、風呂のなかで本を読む気になる人でしょう?

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基本的には混合ダブルスってこと?
むずかしいよねぇ?

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面接とか、体験入部とかも考えなきゃいけないかもね?

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あと、部員であることを公表しないでくれっていう人もでてくるかもね。

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朝風呂読書部の運営って、けっこうむずかしいねぇ。

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なんだか、悩みごとが多いよ、最近。