行ったことがないホテルとアーサー・ビナード

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行ったことのないホテルにあるSPAの割引券が出てきた。

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その割引券の裏側に、手書きで、鉛筆で、アーサー・ビナード。
表側には、僕の字で、万年筆で、アーサー・ビナード。

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なんの記憶もない。

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調べてみると、アメリカ人。詩人。
日本語で詩や俳句や随筆を書き、その詩集『釣り上げては』では、中原中也賞を受賞している。

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彼が書いたものをいくつか読んだ。
日本語が新鮮に思える。
僕は自分の貧弱な日本語力を嘆いているが、なかば、いや、ほとんどあきらめている。
しかし、ひょっとすると、もう少し学びようがあり、もう少しマシになるのではないかとも思うように･･･

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まあ、彼のことはwikiなんかで調べてもらえれば。
こんなのはたぶん見つけにくいでしょうから、ご紹介を。

　　（NHK）視点・論点「日本語の坂、英語の群れ」

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いまだに何の記憶もないが、せっかくだから、何か読んでみよう。
7月か8月に。
いや、秋がヨイかな？