3/4(金)カンパネラ

4時50分起床。
起き上がって窓の外を見る。
大雪の予報だったが、たいしたことはない。
コーヒーを飲んでいたら、音楽を聴きたくなった。
おそらく雪を見たからだろう。

----脱線----
知っている人は知っている（あたたりまえか？）が、私はものすごい音痴だ。
それも伝染性のやつだ。
歌は好きだ。
ただ高校生になってから36歳になるまで、歌はほとんど聴かなかった。
TVも部屋に置かなかった時期があったので、例えばオニャンコなんていうのも、未だにさっぱり分からない。
歌手はほとんど知らない。
また、意味のある歌詞を聴きたくないという、おそらくヘンな、性向がある。
ただ、人が唄うのを聴くのは好きだ。
これでも音楽自体は好きだと自分では思っている。
人前で唄うのも、ヘタさが半端じゃないので、恥ずかしくない。
一種の特技だと思っている。
でも1-2曲くらいは普通に唄えるようになりたいと思う。
でも、仮に、万が一、一生懸命練習すれば、そうなれるとする。
そうすると、「普通の音痴」という味けない段階を経なければならない。
それがイヤだ。
「ヒドイ音痴」には耐えられるが、「普通の音痴」には耐えられない･･･
----脱線終わり----

ということで、今日は久しぶりに、リストの『ラ・カンパネラ』（表記は何種類かあるようだが）を聴いた。

----脱線----
36歳になるまで、なにひとつクラシックは知らなかった。
あるきっかけがあって、クラシックのCDを購入した。
その中に入っていたのが、リストの『ラ・カンパネラ』。
それがものすごく気に入った。
その後、フジ子・ヘミングさんで有名になった曲だ。
それから3ヶ月間くらいだろうか、毎日、1曲の繰り返しにセットし、この曲を毎日聴いた。
『ラ・カンパネラ』しか聴かなかった。一日も欠かさなかった。
これが私のクラシックとの出会いである。
それ以降、色々と聴くようになった。
言葉がないので、クラシックは好きだ。
オペラや教会音楽系で歌が入るのがあるが、意味が分からないので、気分は悪くならない。
----脱線終わり----

久しぶりに良かったなあ･･･

「ラ・カンパネラ」とは、たしか鐘の意味だと記憶している。

出勤のため、雪の中を駅まで歩いた。
舞い降りてくる雪の一片、一片が、小さな鐘（鈴？）だったらどんな音が鳴り響くのかなあ･･･なんてことを思いながら歩いていたら、髪がびしょ濡れになっていた。
傘をさすのを忘れていた。。。