足立大進管長は、円覚寺を「えんがくじ」と発音された。
今まで僕は、「えんかくじ」と言っていた。
せっかく鎌倉まで来たこともあり、横浜での次の会合まで20分くらいの余裕があったので、円覚寺を出た後、大急ぎで、東慶寺の墓巡りに行った。
ここは元々、女性を保護する、いわゆる「駆け込み寺」(お寺の印刷物には、「駆入寺」と書いてあるものがあった)、「縁切寺」である。
さだまさしの「縁切寺」は、おそらくこの寺のことである。
東慶寺は、鎌倉でもっとも好きなお寺さんのひとつで、よくこの寺で墓巡りをしている。
僕はけっこう墓巡りをしているのだが、一度も手を合わせたことがない。
足立大進管長のお話を伺って、手を合わせることにした。
・文学評論家の小林秀雄さんのお墓
・東洋の魔女の大松監督のお墓
・三段跳びで日本人初の金メダルを獲得した織田幹雄さんのお墓
・哲学者の谷川徹三さん(詩人の谷川俊太郎さんの父上)のお墓
-おかげさまで・・・・
東慶寺では、思いがけず、梅の花を愛でることができた。
特に、入り口を入った左手にある梅の木は美しかった。
足立大進管長は色紙にこう書かれるそうだ。
花も美しい
月も美しい
それに気づく心が美しい
ガル~♪(照)