岩間とぢし氷も 〜雨水、満月の前 | 空に雲。 海に波。 月と星、そして虹。

空に雲。 海に波。 月と星、そして虹。

好きなもの、気になることを、少しずつ。

 

岩間とぢし氷も今朝は解け初めて苔の下水道もとむらん(西行)

 

 

こんにちは。

 

ごきげんに過ごしていますか?

 

 

昨晩の月は旧暦一月十四日。

 

小望月。

 

冷たい雨が過ぎ、

夜半に丸いお月さま。

 

満月直前、

強い光を放っていました。

 

 

立春から雨水と季節はめぐり、

この歌を思い出しました。

 

 

西行さんといえば、花と月。

 

私が西行さんを好きになったのは、

この歌がきっかけ。

 

 

苔の下の水の動きに思いを馳せる。

 

見えない春の訪れ。

 

心と想像力は、無限に豊か。

 

 

 

本日は旧暦一月十五日。

 

十五夜。

望月。

満月。

 

 

二十四節気、雨水。

 

七十二候、霞始靆(かすみはじめてたなびく)。

 

 

すこやかにすてきな時間を。