5月の別名皐月」

 

元々は田植えをする時期を意味する「早苗月(さなえつき)」

略されたもの。という説と

「サ」という言葉自体に田植の意味があるので、

「さつき」だけで「田植の月」になるとする説が一般的です。

 

どちらにしても、「田植え」の時期をさす意味合いが強いようです。

 

ですが、「さ=早」という言葉は接頭語として名詞の前に置くときに、

「若くてみずみずしい」様を意味します。

「早乙女」「早苗」「早水垂=転じて五月雨」・・・。

 

と、考えると、さつきは「早月」。

柔らかく色鮮やかな若葉が木々を覆い、みずみずしく山を覆う。

この時期の「生命の息吹」をあらわす名なのかも知れません。

 

農耕民族で一年の行事を「米」の成長過程にあわせて

生活してきた日本人ですから、「田植え」と結びつけるのが

自然ではあるのでしょうが^^

 

ただ、日本書記では「五月」とかいて「さつき」と

読ませている記述もありますし、

漢字よりも「音」の方が先にあったのであり、

「さつき」という言葉を使う・残す立場にあった人たちが、

「田植え」を実際には自分たちでしない身分であったであろうという

推察から、わたしの仮説も成り立つのではないかなーと考えるわけです^^;

 

なんだか堅苦しい話になりましたが・苦笑・

 

さつき はツツジ科の花の名前でもあります。

開花時期が旧暦の5月(皐月)の時期に咲くことから

そう命名されたとかで、

つつじの中では、もっとも遅い時期に開花します。

 

一般的につつじと呼ばれているものより、

花も葉も小さく色も鮮やかです。

 

さつきを観たら、あなたも。

この花の由来「さつき」について、古代へと想いを馳せてください。


さつき