何年か前、夜叉ヶ池に行きました。後で知ったのですがその山の高さは、何と1099メートルでした。驚きです。

⦿登山口の夜叉龍神社の鳥居をくぐって、スタートです。初心者の私は、山を登り始めると、息が切れるは喉が渇くは大変でした。清らかな谷間が現れると、大きな鹿がいました。こちらをチラチラ見ながら、葉っぱをムシャムシャと食べていて、近くを通りすぎてもおだやかでした。『鹿さん有難う』

⦿直角に近い登り、なかなかたどり着かない、途中休憩しながらもう無理かな、、、葉の茂った場所を進んでいく。すると、目の前に大きなきれいな池があらわれました。感動と達成感で心が満たされました。この池は、いつも水がかれることなくたまっていて、天空の池そのものでした。青空と池が映し出す景色は、美しかった。近くに龍神様を感じました。

⦿下りは、少し見る余裕も出てきて、大きな古いトチの木・大きなカエル・綺麗な流れの滝、この滝の流れの音が響きます。しっかり浄化していただきました。その後で、又鹿が出て来てこちらの様子を見ていました。行きとは別の鹿のようで目が、ピカッとひかりました。『鹿さん有難う』 鳥居をくぐって登山口に無事に着きました。

⦿これが私の山登りとの出会いです。この日の後は、筋肉痛やら膝痛やら身体もあちこち痛くて、日頃の運動不足を痛感しました。今でもしっかり思い出に残っています。私が思うには、夜叉ヶ池の山のコンターラインは龍神様で、池は大きな目のような気がします。