…ココロの奥底に…



何故なのか?

ナンの為…なのか?


『封印した想い』


ソコに息づいている記憶

ソコに息づいていた過去


思い出すコトさえ

忘れて果てた…想いが


ヤマトとの『再会』で

浮かび上がる


『ワタシ』という

ワタシの知らないワタシが

息を潜めて

隠れん坊


どんなに封じ込めても

無くなるワケじゃ無く


刻まれた記憶は

陽の目を見るコトを

待ち侘びていた


不必要なプライドが

大切な真実を

ブチコワシテユク


不器用な駆け引きが

還る場所を

ナキモノニスル


ねぇ…

一体、

ナニヲヤッテキタンダロウネ


どんなに離れても…

離れても

離れられやしないのに…


結局は

『引き寄せアッテシマウモノ』


『魂』が

呼び寄せアッテシマウモノ


『観念』

スルシカナイ


他のナニモノニモ

劣らずして

勝るモノ

『✨唯一無二✨』


生まれてきてヨカッタと…

出逢えてヨカッタと…

生きてきてヨカッタと…


『お金』でも無く

『自由』でも無い


最上級の『✨幸せ✨』


アナタが 居てくれるコト

ただ ソレダケノコト


モドカシイほど

ワタシの知らないワタシが

ヨロコンデイル


『好き』とも言わず

『愛』など語らないヒト


そんなヤマトから

引き出したかった言の葉は

ワタシの空回りの末に

枯れ果てた…


不必要…だったのに…

言わせたがるプライドも

『愛』を…相手に語らせようとする

不器用な…駆け引きも


ソンナコトサエ

ワカラズニイタ


懸命に…

『自己満足』を 押し付けただけ


今…

この歳になっても

ヤマトと居るトキのワタシは

『稚拙』だ


よくよく振り返ってみると…

あの頃から

ヤマトはあまり変わってはイナイ


変わるべきは

ワタシ…ワタシだったのだ…



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ヤマトは

ワタシに対して…

特に トキメクコトも無く

ただ

当たり前に…傍らに居るコトが

自然なのだと…今は。


(マジ⁉️)

勝手にトキメイテ…

舞い上がってるのはワタシだけなの?


少し上目遣いに

不服そうに首を傾げて唇を尖らせた…


ヤマトは 間違って無い

ただ…

オトコとオンナでは

『幸せのモノサシ』が違うだけ


その昔…

ヤマトの部屋で手料理を作って

休日出勤からの

帰りを待ってたワタシに

「最高の幸せだぁ〜❣️」

と笑顔で大喜びしたあと…

満腹になって

瞬時に爆睡してしまった ヤマト…


(嘘でしょ⁉️チョーツマンナイ💢)

って…

大不満を抱えた ワタシ…


同じ過ちを繰り返す程には

若く無いコトに…笑止…


再会してからの

この数ヶ月の間…

ヤマトとワタシは

他愛の無い 連絡を取り合ったり

軽くドライブをしたり…

食事を🍽楽しんだり


それ以上でもそれ以下でも無い


ヤマトは、お酒を飲んでるトキと

シラフのトキでは

全くの別人…


ワタシとしては

飲んでるトキのヤマトが 大好物❣️

だって…

雄弁にワタシへの

愛を語るヤマトだから…


ワタシと別れてからは

良くも悪くも

ヤマトは『人間不信』だ…


ソレなのに

2人の会話は時空を超えて

繋がってゆく…


好みも…思想も…

たくさんの拘りも…


離れて過ごした長い時間が

埋め尽くされてしまう程に…

イトモタヤスク


ドライブ中…

何気無く

屈託の無い…

おしゃべりを続けるワタシは


気難しいヤマト様の

オヘソが曲がるのは

筋の通らない

コーユートコロからだよねぇ〜

昔なら

意地を張り通した、クダラナイコト…

今なら…容易い…


「オレの取説、わかってるねぇ〜❣️」

「ピカ、そんなんだったっけ⁉️」

ヤマトは

照れ臭そうに明るく笑った…

「多分、世界一知ってると思うよ❗️」

すかさず強気に

得意気にワタシも笑った…


ヤマトの運転も好き💓だなぁ〜

…なぁ〜んだ笑

何から何まで

ワタシが探してた理想は

…ヤマトそのものナンじゃん⁉️


自惚れて…ではなく…

どちらかと言うと

ワタシは

『押し』に 弱い💧


『自己肯定感』の低さが災いしてか❓

グイグイ迫られると

断れない…


でも…

ヤマトは

ただ調子良く 言の葉遊びで

ワタシに

気の利いた台詞を

カマシタダケ…ナノダロウ


『奥手』❓

『硬派』⁉️

思い返してみれば

昔からヤマトは

肝心なコトを言わなかった…


大切には

されていたのだろう…きっと…


いつも

危なっかしそうに…

ちょいと不機嫌に

ワタシから目を離さなかった…


今とは違う意味で

許してくれる🟰『愛』

だったのかな…⁉️


ワタシは

ヤマトの機嫌を損ねる行いばかり…

そりゃあ

堪忍袋の緒も切れるハズ


でも…

ココロの何処かで

いつも必ず許してくれるヤマトが

ワタシから離れたがるなんて

夢にもオモワナカッタ



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ついこの前…

ヤマトとの別れ際に

飲んだ記憶が無くなる話から

プチ口論になったトキ


ワタシは至極

素直に

思いの丈をクチにした…

半分 背中を向けて

ワタシを見ようともしないヤマト…


あまりにも傷つき過ぎて

信じる強さをも

失ったヤマト…


…そう…生きる気力さえも…


もっとね、

「大事にして欲しいんだよ」

ヤマト自身を…

もっと

これからの自分を…


出張前の別れ際に

ましてやこんな時間から

ワザワザする話じゃないよね…💢

不機嫌極まりない

ヤマトの返事


ワタシの気持ちに

不信感を持つヤマトは

次の言葉に

何処か怯えているみたいだった…


普段なら

絶対にワタシから言わない言葉を

呟いた…


ワタシはね…

好きだよ…大好きだよ…

ずうっと片想いしてるみたいに

ヤマトのコトが 大好きだよ


元々はさ、

先に ワタシを見切ったのは

ヤマトだったじゃん…

一度、振られてるんだよ

ワタシは…

(切なくていっぱいいっぱいだ…)


「帰るね💧」

時間遅くなってホントにゴメン🙏


何事も無かったように

部屋を出ようとするワタシを

ぎこちなく見送るヤマト…


すまなそうに…

腫れ物に触るかのように…

義理堅く⁉️

触れるか触れないかの抱擁…


精一杯の強がりで

ニッコリ笑ってから

「明日からまたガンバってね❣️」

そう一言告げて

部屋を後にしたワタシは

静かに車を走らせ

雨上がりの夜道を迂回した…


真っ直ぐ

帰りたくはナカッタ…

どうせ心配などしてくれない

ヤマトのコトを想いながら

行く宛のないドライブ


走り慣れた道…

不意に

ヒョウとの想い出が

フラッシュバックした…

(ナニやってんだろ⁉️ワタシ)


数十分経つと

LINEの通知音が鳴った…


ヤマトだろう…きっと。


気持ちを鎮めて

帰宅してから

メッセージを見た…


そろそろ着いたかな❓

お休み〜zzz


えーんナンにもワカッテナイ💢)

小腹を立てながら

ベッドに入っても…眠れない…

参った…


ホジクリカエシタ記憶が

鮮明過ぎて

涙が

ポロポロポロポロ

流れ続けた…


無意識のうちに

溢れ出す感情に歯止めは効かない


(まだこんなに泣けるんだ…)

30年以上も前の

ヤマトからの別れの宣告…


アノトキのワタシは

こんなにも傷ついていたんだ…


トメドナク

ツラツラと流れる涙が

滑稽で…逆に 笑えた…


随分と遠回りをしたモノだ…


酔っ払ったヤマトが

幾度もワタシに伝えた言葉は

モノ言えぬ

ヤマトの精一杯の本音…


ワカッテルクセニ…

またヤラカシタな…ワタシ


土石流みたいに

溢れ出す感情を持て余しながら

不思議な納得…


…本音は偽れないモノ…

どんなに誤魔化しても

自分は騙せない


『ヤマトが好き』


シンプルに

ソレダケノコト



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この数日前…

GWで出張から一時帰宅した

ヤマトからの真夜中の電話

「これから少し会えるかな❓」と…。


ソレとほとんど同時に

ヒョウからも

LINEが入った…

ワタシの体調を気遣っての連絡

更に、電話…


いつもソウナンダ…

ワタシの肝心なトキには

決まって

ヒョウから連絡が入る…


「ゴメンね まだ仕事中💦」

「そっか、悪い悪いガンバってね❗️」

ヒョウも気が効く…


仕事の付き合いで

さんざん飲んだヤマトが

タクシーで現れた…


何年もの間…

ワタシの居場所を保ってくれた

ヒョウ…

(覚悟を決めなくちゃね…)


ワタシは

トモダチとしてのヒョウに

お別れを告げなくてはナラナイ…


ヒョウと別れてからの3年間

ツカズハナレズの

連絡を取り合っていた仲は…


どちらかに『本命』ができた時点で

終了の『約束』…


今度のお相手が

ヤマト(元婚約者)と再会したってコトまで

詳しくは 伝えてないけれど


とても気にナル相手が

デキタコトは 伝えてアッタ…

今回は

ワタシが 本気にナルだろうコトも…


チョッピリ 妬けるな〜チュー

ワタシが喜ぶ言葉を

ヒョウは 軽々しくクチにする


ヒョウが自分の好きな場所で

好きなコトをしながら

離れて暮らし…

ワタシが覚悟を決めて

またヒョウの傍らに戻れる猶予期間は

来年の春まで…だった…


家族の為に生きるワタシの

ケジメがつくまで…

ヒョウがワタシを待ち続ける⁉️

猶予期間…


ヒョウとワタシは

ヤバイほどに 馬が合う音譜

美味しいトコ取りで

上手く仲良く付き合える仲…

ソレこそ、

トキメキも緊張も何も無い

ナチュラルな関係


ヤマトと同じトキを過ごすワタシは

ソコソコ ぶりっ子てへぺろ笑


果たして…

どちらが『本物』ナンだろ⁉️


もう間違いたくはナイから

ワタシは真摯に

自分の気持ちと向き合ってみた…


うわべの楽しさと

揺るがない心構え…


ナニヨリモ…

気づいてシマッタです


ヤマトと別れてからのワタシは

ヤマトの面影を追い求めていたコト


元亭にも…ヒョウにも…

幾度も言われた

同じ台詞は

「本気でオレのコト愛してないよね…」

だった…


『愛してる』って想ってた

本気で…『愛してる』って…


でもね…

もしかしたら…

『愛されたかった』のかも知れない

『愛されたかった』だけ

なのかも…


相手が『喜ぶ』ように…

相手が『信じる』ように…


『本心』なんて

全く ワカラナイモノ…


翌日…

ワタシはヒョウに伝えた


ちゃんと

向き合ってゆきたいと想える

大切なヒトができた…と。

だから

安心してくださいウインク…と。


了解👌

沢山楽しませてもらってね〜

じゃ〜ね🫡


簡単な返事が届いた…



✨ありがとね✨

ヒョウ



…やっと

ヒョウが

『逃げ場所』から

『想い出』になってくれた…



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だけどねびっくりはてなマーク


あんなに真剣に話したのに…

酔っ払って

目が覚めたヤマトは

ナンにも覚えていないんだって〜チュー


(嘘でしょぉ〜〜〜!?


ワタシの『一大決心』は

ナンダッタンダ〜えー


責めてるワケじゃないけど…

翻弄されてるワタシは

独り善がりの おバカさんハートブレイク



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逢う度に…

与えられ…導かれた…

ささやかなヒトトキを重ねる度に…


ヤマトとワタシの

長い間コンガラガッタ

『運命の糸』は

紐解かれてゆく…


根底にアルのは…


ツマラナイプライドと

あと一歩を 踏み出せない

意気地の無さ


『同じ過ち』を

二度と 繰り返したくは無い


ワタシは

自分自身さえ気づかなかった

ヤマトへの想いを

丁寧に

真心を込めて

贈り続けると決めた…


やり直したい…のでは無い…

ワタシタチに必要なのは

『リスタート』


どんな『困難』が待ち受けてても

どんな『障害』に

行く手を阻まれようとも…


もう二度と

弱気なワタシが逃げ出すコトの

無いように…


今だからこその

『覚悟』を…



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まるで

10代の恋のように…


とても

元婚約者とは思えないほどに…


今のワタシタチは

一つ一つ

手さぐりしながら


崩れてシマッタ積み木を

重ね合わせている


そう…

オソルオソル…

お互いを『認識』し合いながら



ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ



燃え上がり

燃え盛るような

『恋』では無い…


…目には見えなくとも

『愛の境地』という世界がアルのならば…


やっと

ワタシタチは

その扉を開けたのかも知れない…


…何故ならば…

先日、

シラフのヤマトが

やっとの想いで

ワタシに伝えてくれた言葉は…


「俺より先に 死なれなく無いんだ…」

…だった…から


いつ死んでもイイ…なんて

無責任な言葉を

軽々しく言わないでと…

先週…

懇願したワタシへの返事だった…


もう…

何も言えなくなっちゃうじゃん

ワタシ…


『淡白』だの

『プラトニック』の意味を

履き違えてたような

そんな気になった…


まだまだワタシは

『稚拙』なのだ…


これから踏み出す一歩の

重さを

何も考えてイナカッタ…



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を選ぶ


⑤の言葉が…

数日前の

ワタシのココロを

揺さぶった…


なんて『シンプル』なんだろう…


答えはいつも…

『シンプル』


ナンの『約束』も…

ナンの『縛り』も無く…


離れていると寂しいと

思う人


『悩む』必要も

『迷う』意味も無い…


ワタシにとって

その相手は

ヤマト…ナノダロウから…



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『ドラマティック』な

シチュエーションに

翻弄されてる場合じゃない…


ヤマトが

ワタシに伝えたかった想いを

理解し始めたワタシは

やっと…穏やかな気持ちになれた…


(ナニを 焦っていたのだろう⁉️)


この2ヶ月…

『再会』を

『運命』に 紐づけて

気持ちばかりが逸るワタシに…


ストップをかけ続けたヤマトは

もっと深い想いと

『格闘』していたのだろう…


充分に…

十二分にも…

ヤマトはワタシを

『大切』に扱ってくれる…


若気の至りで

別れを選んだワタシが

腹立たしく

悔しいくらいに…


ヒトはヒトを

好きになろうとして

好きになるモノじゃない…


『好きなモノは 好き』なんだ…


何度も

誤解して…喧嘩して…別れて

幾度も

スレ違って…誤解して…離れて


でも…

ヤッパリ


✨辿り着くべき場所に

行き着くモノ✨


再会してすぐの頃…

ヤマトは

ピッタリと合わせた両手を

指先から離し

もう一度合わせて

指先と両手首を合わせて円を作った


俺たちはさぁ…

一度、

こうやって離れて

またクッツク『運命』だったんだよ❗️


ソレはそのまま

その昔…

ワタシの好きな和歌だと

ヤマトに伝えたモノ





子ども心に…

父と母の離婚で

離れ離れになった家族が

いつの日か

笑って逢える日が来るコトを

願ったワタシ…


まさか…ね…


ヤマトのクチから

聞くとは

夢にもオモワナカッタ…


恋に恋する季節もアルけど…

確かに違うのは

頭では割り切れない想い


『魂』の境涯で

繋がってしまうモノ…


『復縁』⁉️

『ツインレイ』

『エンジェルナンバー』


体調不良も

絶叫する程の哀しみも

失くしモノも

怒涛のように舞い降りた…


そして…

ヒョウでは無く

ヤマトが現れたのだ…


一緒にいて楽しいと思える人より

(🟰ヒョウ では無く)

離れていて寂しいと思う人を選ぶ

(🟰ヤマト)


会えば逢うほどに

ヤマトの

心根のアタタカサが

沁み入る


コレがホントの

『最後の恋』になったら

イイのになぁ〜照れドキドキ


(また、可笑しなワタシ…)

『他力本願』っぽいコトを…あせる


ヤマトとワタシの

物語は

未だ…やっと…

『プロローグ』の入り口に

辿り着いたばかりナノだろうから…