ナイフとナイフ


あるいは


山嵐と山嵐


そんな立ち位置


温もりを


愛を


癒しを


求めて手を差し伸ばせば


鋭い棘が


深く 深く


身体を突き刺し



安らぎを求めれば



ナイフが身体に斬れ込みを入れる




そんな立ち位置に



僕らはいた




未熟で



お互いの痛みが解らずに



切り刻み 傷付け


それでも求めて









そんな立ち位置の君と僕が





いつか 未熟でなくなるように





今は 静かに 祈ろう