しんとカーテンの隙間から差す薄い明かり。夜のおわりだ。眠れないまま冴えてしまった頭を起こす。静かで透明な時間がしんと過ぎてゆくのを、ただ感じていたかったのだ。たとえ後に脳が溶けそうなほどの眠気に襲われるとしても。