男性が女性に注ぐ視線は熱い。
好みに個人差はあれ、女性に向ける視線は年齢とともに、顔から下へと下がるといわれる。
この視線の変化は、経年による男性の好みの変化だとする見方もあるが、同様に視線を向けられる女性の意識の変化だとも言われる。
高校生までは、成長過程で体の変化が著しいので、まだ「女」をアピールできるほどの自信はなく、出会いの場の多い学校では皆同じ制服を着ているので、個性を出せるのは、顔や髪となり、差がつくそのようなところに魅せられる。
成人して間もなくは、自分のスタイルが確立し、男性への意識が高まるようになると、「女」を武器に胸を強調した服や胸元を意識させるアクセサリーを身に着けるようになり、男性もそこに視線を集めるようになる。
やがて女性としての経験や知識が蓄えられると、加齢による体の衰えや出産の有無による意識により、下半身への注意が増すようになり、露出を控えた服装が男性の想像を掻き立て、見たいと思わせるようになる。
女性に対する男性の視線が下がるのは、女性の意識と連動していることがわかる。
まさに「釣られて」いるのだが、相手の女性の年齢に素直に視線を寄せるのも、その視線をかいくぐるように別の部分に視線を送るのも、美しいものを見られることがありがたいと思えばよいのだろうが。