「恋」とは、特定の異性に強くひかれることで、漢字では下に心があるので「下心」とも言われ、自己愛の面が強く、過程を語るところが多いものだ。
「愛」とは、異性を大切にする気持ちで、漢字では真ん中に心があるので「真心」とも言われ、相互愛の面が強く、結果を語るところが多いものだ。
「恋」と「愛」は別物でもあるにもかかわらず、恋愛という言葉があるのは、恋と愛には深い関係があるからなのだろう。
一般に「恋」をしているのは、病気である状態であると言われ、それを治癒しようとするのは、恋でも病気でも同じだという。
その過程とは…
恋をする→ドーパミンの増加・セロトニンの減少・ノルエビネフリンの増加[ホルモンバランスの崩壊]→判断力の低下→恋する対象への集中力の増加→興奮状態→脳内モルヒネの放出→一時的な安定期→オキシトシンの発生→愛情の芽生え
のように、恋は脳を刺激するスパイスであり、自動的に抑制された後、愛というリラックスに変わるのである。
「恋」も「愛」も「い(意)」で終わるのは、やはり心が大きく関わるもの。
複雑なものをともにたった2文字で表せるのも、理屈では説明のつかない両者をわかりやすく表そうとした、古の人々の知恵なのだろうか。
インターネットラジオ番組「L's Locomotion」の第243回放送は今夜11時から放送。