循環器科として沢山の治療をしてきました。殆どは高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の投薬か指導でした。
ですが私の赴任先では、冠動脈 僧帽弁 大動脈弁 大動脈 中動脈などに対する「経カテールの治療」が盛んでした「当時は少なかった」。おかげで全身の動脈の造影検査が出来るようになりました。
その結果「動脈硬化」のなれの果てをたくさん見てきました。狭窄や閉塞などなってからの治療は、勢い外科的な荒っぽいものになり、予後もあまり良くはありません。
やはり予防することが重要ですね。症状は全くありませんが。
京都ALS殺人事件の公判が始まっています。正直言ってあんまり期待はしていません。「悪い」のはあの医者二人です。ある時は患者さん側につき（死の自由と生命の否定）、その後にこちら側につき（死の否定と生命の肯定）、そのあげくこの世で自己の束縛がないようにしている。こちら側にいる裁判官らに何を裁かせようというのだろう。願わくば、相手サイドに立って（死の自由）最後まで争ってほしい。そうでないと議論の端くれにもならない。