あれ程うるさかった(にーにーぜみ)や(アブラゼミ)からしばらくして、(つくつくぼうし)をうるさく感じ、虫の音を聞きながら夏休みのごたごたを過ぎて、台風の季節が過ぎると、ようやく初秋に入ります。制服のある所では、衣替えなんかをして、秋になります。この時期夕焼け空に赤とんぼが乱舞しているのを覚えています。最近の都会ではなかなか見れないでしょう。このころサンマなんか焼いていましたね。秋の味覚の一種でした。
やがて木々が色ずき、山々が本格的に秋の彩に染まります。やがて鍋物が増えていき、「天高く馬肥ゆる秋」になっていきます。食べ物の話ばかりで申し訳ないのですが、秋は味覚の秋で、美味しい季節のものが多いです。「秋ナスは嫁に食わすな」とかいう諺もあります。あたかもやがてやってくる厳しい寒さの冬に備えるようです。余裕があれば、小旅行もいいですね。
こういうようなオールドノーマルな風情に慣れると、まるで違うウイズコロナの時代にどう対処していいものか迷ってしまいますね。
フェイクニュースが話題になっていますね。ある調査によると、そのようなニュースを広めているのは、「とりあえず近しい人に知らせる」という心理が一番多いらしい。最近は日がな一日スマートフォンをいじっているので、そういう情報に疑心暗鬼になる事が無い。昔は世論の熟成を待っていたのに。